とても純朴で素朴な作品に感じた。この曲この映画の曲だったのか。
詩人と主人公のやり取りと共に島の景観や人々など愛を通して美しいものを叙情的に描いていた。
結局詩を学んで女性にモテたいマリオのラブス…
・イタリアの漁村の男マリオと、政治信条からこの村に亡命してきた老詩人パブロの親交
・実在の詩人パブロ・ネルーダの亡命生活から着想
・ニュー・シネマ・パラダイスのアルフレードの特別編集フィルムに通じる…
パドロが浜辺でよむ詩
島のこのあたり
海は海そのもので
絶えず溢れ出る
いいと言い
いやと言い
またいやと言う
青い波と泡と動きの中で
いやだとくり返し
静かにしていない
”私は海”と言いながら岩…
メタファー。
映画はこのテーマを避けては通れない。
どんな映画でも、現実のメタファーでなくてはならない。
友とは何か。
恋とは何か。
故郷とは何か。
政治とは何か。
言葉とは何か。
自然とは何か。…
ニューシネマ・パラダイスより、こちらの方が好み。悲しいけど、美しい。
詩人の地位が、ヨーロッパの方が日本より高い気がする。
人生は詩だ、とだれかが言っていた。
主人公が郵便配達をしたルートを、…
どこを切り取っても美しいシーン、純朴な青年と成熟した老人(?)から紡ぎ出される綺麗な言葉……
号泣……
パブロとの出会いを通じて、詩、愛、周囲を取り巻く環境への違和感に目覚めるマリオ。
大切な伴侶…