陰鬱でリアリティ溢れる前半から、宗教的なもはやファンタジーとも言える後半へ展開する構成に困惑しつつも引き込まれていました。
歪んだ現代社会の価値観。
そこで生きていくしかない人間の本質と解放。
…
このレビューはネタバレを含みます
派手さは無いが怖い。
人を殺めてしまうとリアルにこういう日常になってしまいそうな恐怖。
ろくな登場人物がおらず、人も社会も救いがないが日本人が日本で幸福に暮らすのが難しくなってきた現在、この作品のつ…
郊外の鉄屑工場で働く2人の男。
不器用な秋本は上司からも取引先からもバカにされながら、実家で暮らしている。
一方の谷口は家族を持ち、世の中をうまく渡ってきた。
それぞれ退屈で平穏な日常を送る秋本と谷…
なんだかすごく訳がわからないものを
観た感じがする。
のに!
すごくリアルな雰囲気で
掴みどころがなく
それが面白かった^_^
普段はおとなしく会社では
イジメられキャラ
そんな人が脱線したら
…
ある夜の出来事をキッカケに変わっていく彼らの日常… どころか、物語を越えてわれわれ観客をも巻き込み「日常に映画が亀裂を入れる瞬間」が味わえる凄まじい怪作
言い換えるなら、もはや日常へと成り果てた「劇…
リアルよりのクライムサスペンスかと思いきや宇野祥平が出てきてから一気にヘンな方向に行くので笑った。これはこれでアリだけどこれでいいのかという気にもなる。言いたいことがあるようでやはりないような煙に巻…
>>続きを読む日常に存在するかのような映画
良い時も悪い時も朝日が昇って沈むように、淡々と進んでいくが、楽しい時間はあっという間、苦しい時間は永遠に感じるように、どの人物にフォーカスするかによって感じ方が変わると…
©2021『夜を走る』製作委員会