前田哲監督と松山ケンイチが
10年かけ構築し完成させたという作品
この10年で変化したこの国の光の当たらない場所を
まるで予見し露呈させ、
ごく普通の生活を送る我々に問題提議したかのような作品だ。…
相模原の障害者施設殺傷事件などから着想を得たであろう、親の介護を苦にしている人を救うべく多くの被介護者を手にかけた殺人鬼とそれを糾弾する検事の話
社会が抱える問題を扱い、題材とツカミはとても良いん…
介護の現場の過酷さが
国の超高齢者社会の制度の甘さが
斯波(松山さん)を殺人者にしたのだと思いたいところですが。
42名の要介護者を死なせたことが果たして
「救い」なのか「殺人」なのか
自分の中で…
サスペンスかと思ってたら介護の話だった。
20分くらい短ければいいなって思ってたけど、柄本明の演技とラストシーンで泣いてしまった。
親の介護の事なんて考えたことなかったけど、考えられないくらい本当に…
「ロストケア」製作委員会