前田哲監督と松山ケンイチが
10年かけ構築し完成させたという作品
この10年で変化したこの国の光の当たらない場所を
まるで予見し露呈させ、
ごく普通の生活を送る我々に問題提議したかのような作品だ。…
重い
「人として死にたい」
柄本明の演技でかなり食らった
劇中のセリフが気になって調べたけど介護疲れからの事件は1年辺り43件とかいうとんでもない件数だった
安楽死制度もないし老後誰にも迷惑を…
柄本明の、ギリギリなんとか言語として聞き取ることができる超高齢者の喋り方が凄い。口の動きを見て、発音をよくきかないと理解ができないから、会話をするだけなのになんとなく疲れる感覚。可哀想だと思うのと同…
>>続きを読む相模原の障害者施設殺傷事件などから着想を得たであろう、親の介護を苦にしている人を救うべく多くの被介護者を手にかけた殺人鬼とそれを糾弾する検事の話
社会が抱える問題を扱い、題材とツカミはとても良いん…
介護の現場の過酷さが
国の超高齢者社会の制度の甘さが
斯波(松山さん)を殺人者にしたのだと思いたいところですが。
42名の要介護者を死なせたことが果たして
「救い」なのか「殺人」なのか
自分の中で…
「ロストケア」製作委員会