探偵ドワネルの恋模様。
アントワーヌ・ドワネルの冒険シリーズ第三作目。
20前半になったドワネル。失恋のショックで軍隊に入ったのだが兵役不適格で除隊され、その後様々な職に就くが次々とクビになった…
おまえ、恋に敗れて兵役に来たのかよ…な上官の顔からスタート。『谷間の百合』じゃ、無理だよ。バルザックへの愛は変わらないアントワーヌ。
ホテルの深夜フロントからの探偵に‼︎これもダメダメで、喋ってた…
ドワネルのキャラが愛おしい。
浮気現場で咄嗟に、花を奥さん、花瓶を壁に投げつけるところとか、探偵をやっている時のドワネル、どれもシュールでコメディタッチなのがいい。
最後、男の人の一方的な真の愛、そ…
兵役上がりのアントワーヌが探偵として働くお話。夜霧なんてどこにも出てきませんでしたが、何だこの邦題。
コメディタッチで、クスリとさせられるシーンもいくつか。職を転々として挙動もおかしく、社会不適合…
「生誕90周年上映フランソワ・トリュフォーの冒険」にて鑑賞。
「ドワネルの冒険」3作目。
相変わらずアントワーヌのポンコツぷりは健在で、仕事も恋も続かず目移りが激しい。そのくせすぐ再就職先決まるし…
アントワーヌ氏の社会不適合感が良い。微妙にマッチしない感じがリアル。そんなところが結構コメディ的に、時に仰々しく表現される。そして恋愛も、愛おしさが全開。もーまじダンシ‼︎って感じ。
通して軽やかな…
トリュフォーはカラーになるとこんなかんじか~ 街を走る車の色もかわいい。ただ、「おとなはわかってくれない」はモノクロの方が最後のシーンが映えそう。
前のドワネル2作と違って、ドワネルにたいして少し距…
「大人は判ってくれない」のジャン=ピエール・レオ演じるドワネルないし、トリュフォーの分身が、子供と呼ぶには良い年になってきて仕事を始める。相変わらず好き勝手に画面内を暴れ回るものの、周囲の大人の姿に…
>>続きを読む何年かぶりの再見。当時は、フランソワ・トリュフォーという名前に力んで見ていたなぁと思い出す。あれから、エリック・ロメールなどヌーヴェル・ヴァーグも多少勉強して、今またトリュフォーを観ると、肩肘を張っ…
>>続きを読む監督フランソワ・トリュフォー。社会に適合できず、軍隊、ホテルマン、探偵と職を転々とする男。失恋、人妻とのロマンティックな恋愛、そして復縁・結婚など恋の不安定さも同時に表現している。トリュフォーの実体…
>>続きを読む©1968 LES FILMS DU CARROSSE/ CONTACT EDITIONS / LES PRODUCTIONS ARTISTES ASSOCIES