時代性に富み、『ローラ』の後日譚かと思うと、否応なしに感情を揺さぶられる。
ベトナム戦争を端にする閉塞感と男の人生に対する焦燥感がリンクし、ざらついた作品世界を作り出す。
しかし、未来に対する期待の…
日仏学院の「フランス映画と女たち PART2」にて。
ヌーヴェルヴァーグから、アメリカンニューシネマへ。初めて見るアメリカのジャック・ドゥミ。冒頭から構図はやはり洒落てるし、初っ端からアレクサンド…
私は前作のローラを観ていないので、彼女がどんな気持ちでモデルショップで働き、最後に姿を消したのかちゃんと分からなかった。
でもあのロマンチックのロの字もない出会いと、唐突な別れに彼女の恋愛の上手く…
日仏学院のアヌーク・エーメ追悼特別上映で鑑賞。
1968年のロサンゼルス。女優志望のグロリアと暮らす失業中のジョージは、車のローンの支払いの為、友人にお金を借りようと行った駐車場で、白いドレスの女性…
アヌーク・エーメの追悼上映ではあるけど、偶然にも、前日にヴァルダの映画観た翌日にドゥミの作品を観る。
前解説で、ドゥミの中で最もドキュメンタリーっぽいって言われてたけど、ほんとそのとおりだ!むしろ…
日仏学院のアヌーク・エーメ追悼上映にて。
ジャック・ドゥミはこんなドキュメンタリーふうの作品も撮っていたんだね…アヌーク・エーメ、褐色の肌もまたよいねーと観ているうちに字幕が追えなくなり、意識朦朧。…
ベトナム戦争下のアメリカ西海岸で、男性相手に写真を撮らせる「モデル」として働くローラが無職の男と出会う話。たぶん単独で観るとそこまで面白いストーリーではないのだけど、前日譚の『ローラ』から続けて観る…
>>続きを読むヴァルダほどストイックで無いとは言え確かに他の作品群とは一線を画す。ヌーヴェルヴァーグからニューシネマに、なんて書いたらシネフィルにボコられそうで書けないが、時代性を反映した若者の肖像として、戦争と…
>>続きを読むわたしのためにつくられた同人誌かと思った!!!!坂本安美さんの前説の通り、ドゥミとは思えないくらいドライなタッチでロサンゼルスという街を撮っててそれも痺れるのだけど、アヌーク・エメ演じるローラにもう…
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