映画は78歳の医学博士イサク(Victor Sjöström)の独白ではじまる。
『いわゆる「人づきあい」の主な中身は、そこに居ない誰かの噂をし悪口を言うことだ。私はそれが嫌で友を持たず、人とのつ…
連夜のイングマール・ベルイマン。
棺に入った自分とか、冒頭でヘンな夢を見た爺さん(イーサク・ボルイ、医者)が 、車で遠路はるばる大学の名誉博士号を授与されに行くロードムービーです。
爺さんは78…
老齢の絶望と失意の物語かと思いきや、豊かな素朴で普遍的な人間への柔らかい眼差しからなるやるせない人生への賛歌である。
本当に素晴らしい映画は1秒たりとも無駄が無い。既にベルイマン映画の白黒の画面づく…
説明臭い演出で始まったかと思いきや、いきなりシュルレアリスム的でトラウマ級の悪夢をシーンを見せつけてくるいやらしい作品。
昔見た時はチンプンカンプンだったが、いろんな解説を読んだり人生経験を積んだ…
高齢のドクターの男が名誉教授号の戴冠式の会場に向かう途中、度々夢の中で少年時代のフラッシュバックを体験し・・・
うーん...なんか偏差値の高い作品って感じで何が言いたいのかイマイチ分からないけど…
水のようにすーっと染みいる作品
一言でいえば女運のない教授のトラベルムービーで殆どの人は最善ではなく落とし所で生きてるんだよねという世知辛い内容なんだけど不思議と観ていてしんどくないし、最後の野原か…
1957年のイングマール・ベルイマン監督作品。私は1975年に名画座で観ているけど、シュールなシーンなどもあって、一度観ただけではよく分からなかったので、2回繰り返して観た覚えがありますね。
昔の…
人生であれが最後だったんだなと思う瞬間が増えてきた今の私にとって凄く必要な映画だったし、会いたくても会えない人たちとの思い出とか、当時の自分の振る舞いが適切だったかを振り返るきっかけにもなった。
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