宗教という規範を捨て去った社会において、人間関係や個人の欲望はどのように進行するか、という実験を描写したように思えた。これまでの懐疑心を踏襲しつつもどこか欠落感を覚えてしまう、絶妙な視点での語り口に…
>>続きを読む“神の負債故に教会でSEXをしてよい。”
欲望の自慰と理性の誇り。神の誇りはすでに失効し、愛もまた退場する。残るのは、むきだしの本能だけだ。音楽に浸り、知性に沈み、憐れみに絶望する。カフカ的な街では…
2023/1/30
「神の沈黙」三部作の3作目。過去2作と比べると神の気配が感じられないけれど、神=愛と捉えるなら確かに神は沈黙していた。とにかく姉エステルと妹アナ、二人の間に隔たる溝がとてつもなく…
溶け合っていた姉妹の顔は分裂し、姉は不安や孤独に苛まれ、妹アンナは姉の死を願い向かい合う。作中、七人の小人やリンゴ、鏡写しの姉妹など白雪姫を思わせるモチーフが度々登場する。甥ユーハンはまるで王子様の…
>>続きを読む面白くはないけど話の筋が掴めただけベルイマン作品では当たりの方←
最後の「精神」とか「魂」って訳は翻訳家が勝手に解釈した誤訳で、監督は観客それぞれの自由な解釈に任せるって意向だったらしい 余白広すぎ…
冒頭の客車内の映像からもうバキバキに決まっているものの、物語の方はイマイチよく分からず。
自慰に耽る病弱な姉と、男を探し求める妹という対立が弱く、子供も暇を持て余しているようにしか見えず存在意義が…
面白かった。
説明ゼリフが驚くほどないのに分かりやすい。さすがの演出力。
どのシーンを切り取ってもいい。
使用人?の真顔の食事シーン、写真を床に隠すシーン、わざと金を落として匂いを嗅ぐシーン、など…
三部作でこれが圧倒的に一番好きだ。まずシチュエーションから『シャイニング』っぽいんだが、ベルイマンなのでさらに観念的で10倍くらいはサイコセクシュアル度が濃い。いかにもフロイト的な危なっかしさの性の…
>>続きを読むここまで見たベルイマン作品の中でいちばん分からない、悔しい
部屋の中は重苦しい空気に満ちていて部屋の外に出たら言いようがなく不気味で、90分が息苦しくてとても長く感じた
正直得体の知れないあまり怖か…