甲州街道から愛を込めての作品情報・感想・評価

「甲州街道から愛を込めて」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

こういう人もいるし
こういうこともあるよね〜って感じ
ロードムービーってきっとこういうこと?

生々しいシーンがある映画
ちゃんと見たのはじめてかもしれない

感情移入しなかったけど
人の幸せ願うのはいいよね〜
ワンコ

ワンコの感想・評価

4.0
【クサい演出も含めた肯定感】

ちょっとクサい場面があって、でも、そんな違和感も含めて演出なのだと思う。

この若者たちは僕たちのメタファーだ。

前、何人かの友人が京王線沿いに住んでいて、車でピックアップする時は、当然のように甲州街道を走った。
とても渋滞するイメージがある。

ただ、僕の甲州街道の西の限界は八王子で、車だと、その先には中央自動車道でしか行ったことがない。

甲府は高速の他に、電車で往復したこともある。
山梨県立美術館のミレーの「落穂拾い」を観たいと先生が言い出して、ゼミの合宿が甲府になったからだ。
これが、僕の甲府初訪問だが、その後、仕事やらスキーの行き帰りでちょいちょい立ち寄ることになる。
信玄餅は人気のお土産だし、ワインも桃も有名だ。

山梨県は、関東ではないが、”首都圏”という括りには入るユニークな自治体だ。

これが、この映画に登場する若者の所在のなさと一致したのだろうか。

(以下ネタバレ)

精神安定剤なのか薬がないとやっていけないと言うルミやマナミだけではなく、なかなか周りと上手くやれないリリコや、前に進めないタイチ。

ルミのように同性でも裸は他人には見られたくないという人はいるだろう。

特技のつもりでも、人に見せるには勇気がいることだってある。

ロックシンガーでヴァージンは、おかしなことなのだろうか。

僕たちの勝手なイメージが、自由な考え方や選択のハードルになっていることは沢山あるのだ。

コンドームを財布に潜ませ、リリコは前から処女を捨てる準備をしていたのだ。
そんな密かな準備や努力を人はきっとしているのだ。

この場面は、つい笑ってしまうけど、人は傷つくかもしれないから、本当は笑ってはいけないのだ。

だから、笑わずに、バカにせずに、優しくエッチしたタイチはきっと良いやつに違いないのだ。

それは、心掛けとして、僕たちにも大切なことだ。

エンディングの歌、良かった。

それと、3人並んだお尻は、ルミに1票だ。
『甲州街道から愛を込めてだね!わーはっはっはっ!ウルサイ!』のフレーズが頭から離れず好き過ぎたので鑑賞。

面白かったなあ…。みんなそれぞれ普通かそれ以下のキャラ設定で、特に注目すべきとこなんて殆ど無いのにそこに惹かれていたな。特に古瀬リナオさん演じるマナミがめっちゃ良かった。癖で言ってしまうS○XとかFU○Kのタイミングが面白くて所々にやけてしまった(笑)

『お金が無い』って序盤で言ってるのに、旅館に泊まったり、ラブホで休憩したり。そこはご愛嬌ということで。
こういうほのぼの(?)とした日常ロードムービーには丁度いい匙加減で凄く良かった!

あとリリコのタバコ2本吸いがワイルド過ぎて、真似してみたいな…なんて。(笑)
遊

遊の感想・評価

-
人生は旅であり、ロードムービーは旅を描く映画であるから、ロードムービーが人生そのものについての映画になるのは当然として

たかだか1時間半の作品の中で、ある人間が自分の人生に巻きついている「生きづらさ」を克服するさまを誠意を持って描けるわけがなく、
駅馬車のごとく、人生のある一瞬を共にした4人はそれをきっかけに人生が好転するわけでもない、でも、なにも進展はしないけどとりあえずみんなで歌って一瞬楽しい気分にはなれる、
そうやって人生をやっていくんだよな、という無理のない・押しつけのない暖かさを感じる映画だった
とり

とりの感想・評価

3.8
それぞれの若者の生き辛さが伝わってくる感じがした 前向きになれた
MashO

MashOの感想・評価

3.6
いまおかしんじ監督の作品はなんとも言えない味があります。
本作は、とある理由で甲州街道を西に向かう男一人と女三人の若者のロードムービー。
他愛のないやり取りで四人の夢や悩み、挫折がさりげなく描かれており味のある、ある種心温まる?展開でした。またお決まり?のエッチなシーンもスパイスのようでまあ良かったと思います。

今月更に二本公開されるいまおか氏の作品も観てみようと思います。
わか

わかの感想・評価

3.5
奇妙な縁で山梨を目指すことになった4人の男女、その様子はまさに呉越同舟と言える。

狭い車内、険悪なムードで進む甲州街道、目的というほどの目的も無かった4人がそれぞれのゴールを見つけ、別れていく。

ある人物にとっては、過去との決別だったり、またある人物にとっては邂逅だったりと、大した意味も無く始まった旅が意外な着地点を迎えるロードムービーだった。

このレビューはネタバレを含みます

彼らがその後再開したのかしないのか、その辺描かれてなくて凄くいい。
4人の人間が一歩踏み出していく様がコンパクトに。ちゃんと一歩踏み出してくれてたら良いなって思った。
「私には夢がない!」って泣くメンヘラの女の子もちゃんと生きててくれよ。

チック症の女の子良かったなぁ。登場人物みんな良かった。

趣味の問題かもしれないけど、あんなに長い濡れ場シーンは必要だったのか?
あとエンディングがなんかゾワゾワした。
すぎち

すぎちの感想・評価

3.6
8/6「甲州街道から愛を込めて」公開記念舞台挨拶
シネマート新宿にて

【登壇者】
有里まりな、和田瞳、いまおかしんじ監督





▽以下ネタバレ注意▼





とある場所で出逢いを経た2組、男女4人の小さな旅が突如としてはじまる…

個性がありすぎる悩める4人が自分の悩みを解決したり考える物語です

リリコは父親似の男勝りな性格で言葉遣いが悪く、売れないミュージシャンをしていたが性格が災いし喧嘩別れで解散

マナミはメンヘラ系女子でfuck!が口癖
(思ってないことを発してしまう病気持ち)彼氏に振られたばかりで山梨にいる高校時代に憧れていた野球部の生徒に告白したくなった

タイチは元ミュージシャンで26歳のコンビニ店員。ルミの彼女だがそんなに好きではない。現在の夢はない…

ルミはタイチの彼女であるがタイチと同じくそこまで好きではなく、配信アプリのお気に入り男性が出演する投げ銭に夢中
同じく夢はない(喘息持ち)

4人はマナミの夢を叶えるために山梨方面に車を走らせる…

相模湖、猿橋駅前、甲府駅前などがロケ地として出てくるが道なりがまっすぐではない甲州街道沿線が舞台になります。

性行為などエッチなシーンも多々あるが…女子同士の露天風呂で恥ずかしからとルミだけ下着を付けてまま風呂に入ったのは何故?

透けてる方がエロい気がするんだけど(笑)

翌朝になりルミはリリコに甘さを指摘されたのをきっかけに新しい夢を叶えるためタイチと別れ旅を終える…

マナミは憧れの子に再会するも彼は結婚していたことがわかり奥さんも素敵な人だと分かって気持ちもスッキリし吹っ切れた

リリコはその昔に家を出て行った父親のライブ会場にマナミと訪れてテーブルに座りながら父親のライブを見守っていたが父親に娘であることをすぐ見破られ一緒にセッションをする

性格はそっくり(笑)

物語中ではほぼ不機嫌顔だったリリコの表情がいちばんの笑顔になっているのが印象的でした




タイチは…いつの日か報われてほしい



追記
舞台挨拶裏話
ルミのいもむしの動きは台本にはなく、いまおか監督からいきなりのリクエストだったらしい

リリコ役の有里まりなさんは本来タバコを吸わないが物語ではタバコを2本加えで大変だったらしく監督が謝ってました



甲州街道の道なりはまっすぐじゃないけど
人の人生もまっすぐじゃないんだよな…
【青春街道から灰を込めて。】

甲州街道って全然真っ直ぐじゃないじゃん。


甲州街道から愛を込めて、だね!


なんでこんな世の中に出したんだ、クソババア!


夢は追いかければいいってもんじゃねぇぞ。才能無いって思ったら早めに諦めるのがいい。その後の人生の方が長ぇんだから。…まあでも続ける事も才能だよな。大体他に幸せ見付けてそっち行くんだから。ま、それでいいと思うしね。俺にはその才能も無かった。
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