死屍累々の旅路(圧倒的スペクタクル!)であればこそ、女たちがロバート・テイラーに抵抗を示す様が感動的になる。
「死者の名を読み上げる」というのはやはり鉄板ですね。めいっばい着飾りながら未亡人として喪…
これはとんでもねー映画ですよ
駅馬車に並び立つマジカルロードムービー。
女性の西部劇。
西海岸で働く男たちの周りに女がいない...では都会から女を連れてこよう!と、140人の女をシカゴからカリフォ…
超絶面白!かった。古くて見事に新しい。『ミークス・カットオフ』の精神ここに在り!で、戻る場所なき女が歩む道を宿命に変える銃構えが私は大好きです。崖シーンのカット割が超スリリング、求む安寧の地だね。自…
>>続きを読む満身創痍の旅映画。
140人の女性がシカゴからカリフォルニアへ向かうロードムービー。
序盤で1/3が死ぬ旅になるみたいな話が出ていたがまさにその通り(になったかはわからないが)、めちゃくちゃ死んで…
ネオ街コン物語。
シカゴからカリフォルニアの3200キロを、女性たちが馬と共に大挙して移動するという1番上のレイヤーがもうすでに面白い。
躍動する馬。アニメを見ているかのような気分にさせてくれる、…
傾斜にぶつかることで停滞の打破を迫られる映画だけど、漸く水辺に停まると女達が洗う喜びを実感する前にロバート・テイラーが性急に丘を上がり、戻ってもうすぐ町に到着する事実を告げると女達が着替えるために一…
>>続きを読むウェルマン、大人数の動かし方がまじで上手いので、脚本と手腕がめちゃくちゃ噛み合っていて良い。大規模な移動という点だけでホークスの『赤い河』を連想しながら見てたけど同じ脚本家みたい。
車輪の外れた出産…
西部お見合い珍道中……みたいに思わせる序盤から、女性たちが超ハードで酷薄な状況に追い込まれる西進劇へ。この人が?と思うほど、どんどん死ぬ。生き抜くたくましさとは絵空事のような成長では得られないんだ。…
>>続きを読む2025年の感覚からすると受け入れられない価値観も当然あるがそれは置いておくとして、とても魅力的。群衆の劇としてそれぞれの変化の様子や個人へのフォーカスもしっかりしていて面白い。特にイトーのキャラク…
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