このレビューはネタバレを含みます
序盤は気持ち悪かったけど、後半は良かった。出会いの一瞬の高揚やデジャブの共鳴。見えないキャッチボール。表情の微妙な変化がよく撮れていた。
月並みや普通が入れ替え可能で、何もない空っぽな東京湾がよく似…
ぶっきらぼうな唐田えりかが1番ええ。
互いをじっくりと探るような会話。初対面でも恋愛を意識する2人の、お互いを蔑むような発言はなんだか気恥ずかしくてうずうずする。感情がようやく見えてきたかもしれない…
アンビエント系のレコードとCD、写真集の並ぶオシャレな雑貨店。黒目の大きな目力のある唐田えりかの憂うつな雰囲気とたまに見せる笑顔が魅力的。ニキビ跡の目立つ遠藤雄弥はETみたい。きっと若い頃ニキビだら…
>>続きを読む空間的ではなく物理的な、そして視線の移動、キャッチボールの可否と関係性の推移を流るる川を眺めるか如く見つめる映画として。この相手側がもし東出だったらこんな面白い話は無いけど、それでも唐田えりかは相当…
>>続きを読む何が嘘で何が本当か分からない。知らない人だからこそ、まったく別の人間になりきって会話ができる。終始ふわっとした会話がなぜかクセになり、不思議な感覚に陥った。
その時限りの関係となると、自分の都合の良…