小説を読んでからの鑑賞。
何故私達は人間というだけで全員が同じ価値観を持つべきなのか。同じ人間は一人も居ないというのに。
少数派の人間も生きやすい社会に。と、現在は色々と重要視されているのにも関わら…
原作の好きなシーンや言葉がなくてちょっと残念だけど結局好きです。
「多様性」という言葉を定義すること自体が多様性を否定しているというか、「多様性」という言葉におさまりきらない、言語化できない多様性…
誰が何にどう感じようと自由で思っちゃいけない感情なんて無くて、みんな孤独で変態なのに無意識に自分を普通に矯正してて、そんなことより自分の感覚を共有できる人と繋がってたいと思った。
ここにいていいっ…
どうするのが、正解なんでしょうね。
皆程度は違えど何かしらの、やり場のない生きづらさの原因抱えてたりするんだろうけど、。
マイノリティといっても一括りには出来ないし、具体的な線引きとかは出来なくて、…
このレビューはネタバレを含みます
小説読了済み。
小説版よりも要素を削っている分、どうしても散らかっている気がした。
あと全体的に静かすぎる。
内容は、グーってなりますね。
異星人のように性の儀式のやり方を確かめ合うシーンが印象…
理解してくれる人がいなくて辛い。
誰に言ったってわかりゃしない。
わかってるふりされたくもない。
あんたにはわかるわけもない。
生きていたくないけど死にたくもない。
そんな気持ちで溢れる人がどんな…
「この世にある情報は全部明日生きていたい人のためのものだ。」
邦画のこういう雰囲気からしか供給されない気持ちってあるよね。いろんな人がいていろんな感情があって、やってはいけないことはあっても、あって…
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