ストロボの中に消えた大好きだった父親との想い出を再生する
テレビやテーブルに反射で映る"見えない顔"はどれも違って見えた
ビデオテープが20年の時を越え31歳の2人を繋げてくれる
ソフィ役のフランキ…
優しく穏やかな時間を切り取るminiDVの映像とその後の悲劇を仄めかす断片的な記憶。時間と空間の隔たりを超えた再会を描く演出が綺麗で切なくどのシーンも琴線に触れる傑作でした。
作品の主題をそのまま可…
目を閉じて、昔を思い出したくなる映画
凄く懐かしい気持ちとヒリヒリとした空気感。
カラオケのシーンは結構共感できた。
お互いの気持ちを想えば想うほど離れていく。
そういえば幼い頃ってゆっくり時間…
エンドロールで気づいた時には泣いていた。
その感情が何なのかは分からずとも、
心の奥に深く突き刺さる何かがあった。
思春期の娘ソフィーの希望と
心に闇を抱える父カラムとの
光と闇の交錯は繊細で…
年上に囲まれる疎外感にも、リストバンドが与える充足感にも覚えがある。
なんの説明もないのにバシバシ伝わってくるパパの生きづらさも痛いくらいよく分かる。
ソフィがすっごい幸せそうで、悲しい。
一瞬一瞬…
娘と思い出作りをしたかった父、ただそばにいてほしかった娘。グレープフルーツみたいな映画でした。
空を見ると父と繋がってる気がするみたいなセリフに娘が本当に伝えたいことや、思ってることが凝縮されてた…
今自分が、19歳でこの時期に見れてよかった。11歳の頃を体験していて、カラムが自分のお父さんと重なって見えた。自分からしたら家族との時間はずっと続くものだと思ってたけど、あの頃のお父さんは一瞬一瞬…
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