エンドロールで気づいた時には泣いていた。
その感情が何なのかは分からずとも、
心の奥に深く突き刺さる何かがあった。
思春期の娘ソフィーの希望と
心に闇を抱える父カラムとの
光と闇の交錯は繊細で…
年上に囲まれる疎外感にも、リストバンドが与える充足感にも覚えがある。
なんの説明もないのにバシバシ伝わってくるパパの生きづらさも痛いくらいよく分かる。
ソフィがすっごい幸せそうで、悲しい。
一瞬一瞬…
娘と思い出作りをしたかった父、ただそばにいてほしかった娘。グレープフルーツみたいな映画でした。
空を見ると父と繋がってる気がするみたいなセリフに娘が本当に伝えたいことや、思ってることが凝縮されてた…
今自分が、19歳でこの時期に見れてよかった。11歳の頃を体験していて、カラムが自分のお父さんと重なって見えた。自分からしたら家族との時間はずっと続くものだと思ってたけど、あの頃のお父さんは一瞬一瞬…
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「素敵な関係の父娘のエモーショナルなバカンスが描かれていたなぁ」という感想でも十分この作品が伝わっていると思う。
彼らにとって最後だった(かもしれない)その日々が美しいものだったということが伝わって…
難しくてエモい。
エモくてソフィが可愛らしくて見るに足るが、難しいポイントは初見じゃまじで何もわからない。ネットに転がってる考察記事読んだけど、どうしてその考察になるのかもよくわからなかった。考察…
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風景、人物はもちろん、一つ一つのシーンが、映像として、美しかった。
長期休暇をトルコで過ごす父と娘の話で、何か違和感があるような、いやおかしくないとも認識できてしまうような休暇である。
可笑しい面…
自分で自分に引くくらい最後泣いてしまった
何に泣いてるのかもよくわからなかったんだけども
感情が迷子
深く深く刺さった
面白かったとか、悲しいとか、眩しかったとかそんな感想が野暮に思うくらい
とにか…
「11歳の誕生日は…誰も覚えてなかった。
それをお母さんに話したら、彼女はすごく怒って、耳を掴んで『お父さんに言って玩具屋に連れて行ってもらいなさい』と言われたんだ」
「なんか…すごい話だね」
「い…
Under pressureからジワジワと来た。今まで描かれなかった人の話でもあるし、色んな事や人達に思いを馳せた。すごい好きな映画だな…。パンフで山崎まどかさんのコラムを読み、絨毯の柄と二人の写真…
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