濱口竜介のインタビューでエドワード・ヤン作品に何度も言及しているので,気になって鑑賞してみました.『牯嶺街少年殺人事件』を観てみたかったのですが,入手できなかったのでこちらから観てみました.
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日本初公開されたのは1995年だから、もう今から30年近く前になるのか。観たのはおそらくそれ以来だが、全然そんなに経った気がしなかった。当時はチェン・カイコーの『さらば、わが愛 覇王別姫』やティエン…
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この映画が90年代に作られたなんて信じられない。
ミンの父の病状が安定して母が泣いてしまうシーンは一言では言い表せない夫婦の関係性を上手く描写している。長年の苦労で自由に生きたいのも本心だし、死なな…
若者が持つ(理想化されていない)等身大の愛や苦悩、絡み合う人間関係の複雑性が凝縮されている。
登場人物が皆ちゃんと俗っぽく、「フリ」をして生きる様がなんともリアルで良かった、人間の本質はいつの時代も…
90年代に作られた映画であることを疑ってしまうほどの先見性の高さ。少なくともまるで現代の、東京の人間模様を見ているかのように思えた。
社会と人間を連動的に描くことは容易ではないが、ヤンはそれをやって…
いいものを見れたという圧倒的な満足感
台北という小さく/急激に発展し/人が集まる場所を舞台として、拗れに拗れる人間関係が観客を常に惹きつけてくれる
情が繋いでくれていた人間関係へと資本主義がヒビ…
このレビューはネタバレを含みます
"私たちの求めるものはどこにあるの?"
時代も、恋も、将来も
答えはどこかと、探し求めていた
必死で、滑稽で、とてつもなく魅力的で
答えから遠ければなお、その先の長さを感じられて
こんな風にも…
©Kailidoscope Pictures