『1976』に投稿された感想・評価

[] 50点

ピノチェト時代のチリにて。田舎の海岸沿いに別荘を建ててるプチブルの妻カルメンは地元の神父に頼まれて怪我をした若者を看病するが…みたいな話。序盤は『最後の入浴』みたいな文芸エロ映画にな…

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第35回東京国際映画祭にて

カメラが主演の女優を常に映し続けているため、彼女の、徐々に恐怖に侵食されていく心の揺れ動きが画面越しに強く伝わってきた。
また、音楽が効果的に使われていて、物語全体を不…

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チリの不穏な時代を知る
今は他の国で現在進行形

冒頭の美しい、映画らしいショット。
膨れ上がる正義感がこの結果をもたらしてしまったが、しかしそれほどにのめり込まなければ、その正義も不安や緊張や恐怖にかき消される。「やるべきだけのことはやった」その…

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第35回東京国際映画祭 TIFF2022
pherim
3.3

司祭から男を匿うよう依頼された主婦による、独裁社会下こころのひとり地獄旅。

ピノチェトに潰されたアジェンデ時空が司祭に凝縮されるチリらしさ。鮮烈な色遣いや音感覚の良さなどパブロ・ラライン同系下位の…

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3.0

第35回東京国際映画祭 鑑賞第7作『1976』
【備忘】
男性優位社会に抑圧される女性の、自尊心とアイデンティティーを守ろうと苦悩する姿を通して、独裁政権という政治体制における女性の地位や、ブルジョ…

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Naoya
2.5

ピノチェト政権下のチリ。富裕層にある主婦は、司祭からある1人の若い男を匿うように依頼される。ヒューマンドラマ作。“独裁政権下の上流階級の元看護師の女性が、訳ありの重傷を負った兵士の青年を看護する”と…

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