サンチャゴに雨が降るの作品情報・感想・評価

「サンチャゴに雨が降る」に投稿された感想・評価

RAIN OVER SANTIAGO,This Rain Nothing But A PAIN!
本作が長い!と思う方はオムニバス作品セプテンバー11のケン・ローチのパートだけでも見てみて下さい。
寂々兵

寂々兵の感想・評価

3.3
チリ軍事クーデターをドキュメンタリータッチで描く映画で、同じテーマの作品といえばガヴラスの『ミッシング』、ポランスキーの『死と処女』、リティンの『戒厳令下チリ潜入記』、山下耕作の『戒厳令の夜』なんかがあるが、傑作か否かはさて置きまあ揃いも揃って地味なもんで、本作も例に漏れず恐ろしく淡々としているんだが、アストル・ピアソラの音楽が意外と主張してて堅苦しさは残らなかった。ビデオ題『特攻要塞都市』は何の冗談だよ。
チリの首都サンティアゴを活動拠点にしているフランス特派員が、前代未聞のクーデターを目の当たりにしてしまう。1973年9月11日に発生した実際の出来事「チリ・クーデター」を題材に取っている、ノンフィクション映画。

天下のアメリカ様が内政干渉して、裕福層と労働者の階級闘争が吹き荒れている状態のチリでの物語。世界初の自由選挙で労働者出身のアジェンデ政権が発足するのだが、「裕福層、軍部、アメリカ」が不服を唱えて、新政権と共産主義者を武力で圧殺してくる。

本編ではクーデター発生当日から1970年の大統領選へと遡り、「どうしてこうなってしまったのか」を語っていく形式を取っている。前半ではプロパガンダ合戦、後半では軍隊と左翼の武力衝突が描かれる。

銃撃戦の着弾表現と建築物の破壊描写がいまいち弱いが、戦車が少しずつ接近してくるときの恐怖感や、終戦間際の死屍累々とした光景は凄まじい限り。平時があたりまえになっている日本人だからこそ鑑賞すべき作品。平時でいられることの大切さがよく分かる。
athihe

athiheの感想・評価

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音楽はピアソラ 会見時にピノチェト将軍ら、軍部はサングラスをかけている
獅子王

獅子王の感想・評価

4.2
チリで起きた軍事クーデターの話。

自由選挙により選ばれた社会主義政権をアメリカが裏で画策して転覆させる。事実を基に淡々とドキュメンタリータッチに描いてあって見応えあり。

朝のラジオから流れる「本日、サンティアゴは雨です」の声。チリの首都サンティアゴには、滅多に雨が降らないというのに。