劇場公開を見逃してしまった日から長いこと観たいと思いながらも観る手段がなかなかやって来なかった作品だが、ようやく配信で観ることができるようになって、とても嬉しく思う。
正直想像していた作品とは全…
ハリムとミナがどのような夫婦であったのか/それぞれがどのようなパーソナリティを抱えて生きてきたのかは、ハリムがユーセフに語る短い言葉を手掛かりにして観る側が想像を行うしかないけれど、恐らくミナはハリ…
>>続きを読むホテル尾花の月イチ映画祭にて。
改めて思うけど県庁所在地で唯一映画館の無い市で有名ならココ奈良市でこーいう映画祭を開いてくれるのは本当にありがたいし嬉しい。作品チョイスは自分が普段見ないようなジャン…
美しくとても優しい作品です☺️
綺麗な青いカフタンが
仕上がっていくにつれ、
妻の命の灯火もつきかけてゆく...
刺繍🪡を刺していく繊細な指先、
語らずも目線や眼差しで伝わる想い...
描かれる…
視線で全てを語る、官能的な映画だった。
愛の種類にかかわらず、心の奥底で繋がっている人間同士は、視線だけで、お互いの想いが伝わる。
それを映画的に表現するのは難しいと思っていたが、この映画では、達成…
ラストシーンが良かった。宗教的に青いカフタンを死者に着せるなんて、絶対タブーなんだろうけど、2人にはそんなこと関係ないんだろうね。妻の愛することを恐れないでわという一言もすごい。カンヌもなかなかやり…
>>続きを読むなんて素敵なラストシーンなんだろう。通りすがりに怪訝そうな目を向けるおばさんと、興味津々な子どもの無垢な視線が対照的でとても印象深かった。
この監督は視線を撮るのが本当に上手いなって思う。感情の動き…
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