胡同(フートン)の理髪師に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『胡同(フートン)の理髪師』に投稿された感想・評価

ささ
5.0

好き、静かで綺麗な冬の映画。
好きなものが詰まってた。
猫、やかん、白い息、時計の音、薄く聞こえるテレビ、晴れてる冬の午後
陳さんの所作と生活が綺麗だった。

古い時計が欲しくなった。
私は早くおば…

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完璧だ……

私も老いた時、チンさんみたいな精神で晩年を過ごしたいです。
何回でも観たい作品でした。
saru3
4.5
時計の時間を朝起きてから合わせるのではなく、夜のうちに合わせるところにおじいさんの美学を感じる。
心が洗われるような映画でした。
謙虚さって大事。
TKG
5.0
劇的な起承転結はないけれど、チンおじいちゃんが静かで足るを知る生活を繰り返す日々が描かれている。
自分の死に対しても怯えずしっかり準備してる姿は私もいつかこんな精神で老後を送りたいと思えるものがあった
みー
5.0

朝起きて、入れ歯を装着。
ついでに、入れ歯を入れていたお水に指先をチョンチョンとつけて髪の毛をなでつける。
出勤に使うのは後ろにリアカーのついた自転車。
普通の自転車より絶対重い自転車を転がすのは、…

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mo
4.4


『(若さの秘訣は)死を恐れず、執着せず、よく眠ること』


オリンピックで賑わう北京に出来た“北京の壁”の向こう側にひっそりと佇む古き良き下町、胡同。
そこで理髪師として暮らす92歳、チンお爺さん…

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dblue
4.2

ドキュメンタリータッチなのだけど、撮り方や、チンさん含む全ての役者さんが自然体で引き込まれる。
ルーティンと、少しずつ変化する日々を受け入れながら、一日一日を過ごすチンさん。
一言では表せないかっこ…

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Roca
4.1

どのように生き、どのように死ぬか。
まるでドキュメンタリー・フィルムのよう。実在する93歳の現役理髪師チンお爺さんが主人公。
多くの知り合いが亡くなり、自らの死を意識しつつも、チンさんは古くからの客…

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生も死も、ただただ悠然と。
懐かしい様な景色が連なってゆく、贅沢な二時間。
小さな頃、遊びまわった郷里を思い出す。

陽の挿す午後のながら見。
温かい紅茶とともに。

この床屋のおじいさんのお話しだけで最後まで引っ張るのかなあ、と思って観ていたら、やっぱり最後までおじいさんの日常生活だけで終わってしまいました。されど、何という、悠揚迫らぬ盤石の生き方なんだろうと感…

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