胡同(フートン)の理髪師に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『胡同(フートン)の理髪師』に投稿された感想・評価

中国胡同に住む高齢の理髪師。お得意様の為なら出張も。髭剃り後の彼らの顔が満足そう。高齢客人達には亡くなる人も。独り暮らしのベテランも死に支度をする。カレンダーと時計が象徴する残りの人生。足を知る。
桃龍
3.5

2011年に、北京の胡同にある安宿に泊まったことがある。
この作品のような雰囲気が残っていた。
ちょっと高い北京ダックの店を予約したら迎えに高級車が来て、運転手に「なんでこんなとこに泊まってるんだ」…

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3.8

シニア物が観たくなり、このジャケ写の職人っぽさに惹かれて、全く知らないモンゴル人の監督が作った中国の作品です。

特典映像で知ったのですが、この主人公は92歳の素人の理髪師チンさん。チンさんの実生活…

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odyss
3.3

【北京オリンピックの頃の中国】

ハスチョロー監督作品。 

北京市の中心部に今も残る古い街並み――しかしやがて壊される予定で、映画の中でもそのために破壊予定の建物にペンキで印をつけるシーンが出てく…

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老いらく週間⑧

朝グラスから入れ歯を取り出し、そのグラスの水で整髪するチンさん。間の詰め方が難しいと語る92歳の新人俳優
NM
4.0
チンさんは他者(猫も含む)との距離感が上手いと思った。尽くしすぎるわけでも、尽くされすぎるわけでもなく、互いが対等な関係だからこそ、飾らずにそれぞれが生きれるのだと感じた。

このレビューはネタバレを含みます

途中までドキュメンタリーぽいなと見ていたら終盤近くでフィクションだとわかる展開が。好みな塩梅

理髪大師角刈り王のショットが良いです。「胡同」って地名かと思っていたけど主に北京の下町にある路地のこと…

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青
3.9


すごく精錬されていた 理髪をする姿 煙草を吸う横顔 静かに時計を見つめ 寝る前に5分進める習慣 すべて

客の死を目の当たりにして 泣くでも嘆くでもなく ただただ受け止めていた

ちゃんと生きると…

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80~90年代のチャン・イーモウ作品、チェン・カイコー作品に見られる古き良き中国の面影を残した味わい深い映画だった。

北京オリンピックで立ち退きを迫られる北京の中心地の胡同。胡同とは北京に古くから…

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noir
3.6
出演者は皆素人さんだと聞いた
この街並みが消えてしまうとは…

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