あるニアミスにより窮地に立たされた暗殺者が雇い主ばかりか自分自身にさえあらがいながらも国境を越えて世界各地で追跡劇を繰り広げる様を描きだす。緊迫感が凄過ぎて全身が凍結した。『Mank/マンク(202…
>>続きを読むナレーションに浮き彫りとなる焦り、それ故のあり余る多言にもはやコメディ映画を見ているような可笑しさがあり、映像としての緊張感は不気味なほど削られていく。たとえばスピルバーグの『ミュンヘン』みたいな、…
>>続きを読む主人公のモノローグや、国から国へ渡る生活感が独特な雰囲気でよかった
ただ、ちょっと惜しいとこがちらほら
・主人公は殺しのものすごいプロだったことが、モノローグ以上に把握しにくく説得力が薄い
・多分き…
このレビューはネタバレを含みます
カルマなんて無いはずの人生が一発のミスで色めき出すのは、人間、どこかでもがき苦心する方に生を感じるからか。The Smithのベストアルバムそのまま垂れ流すかのような風でいて、奇妙に楽曲とマッチし…
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