人間の、特に男の美醜をとことん描いているような作品。土地の美醜も含まれるだろうか。
デンマークがアイスランドを征服していたという事実。
牧師は自己中。言語はわからない、俺はこうしたい。をずっとや…
アイスランドの過酷な自然のなかを、牧師が苦労して辺境へと向かう物語だと思っていた。確かに前半はそんな感じで、自然が過酷ながら美しい。
しかしたどり着いた入植地ではピアノもあるような文化的な生活をし…
アイスランドに教会を建てるためデンマークから派遣された若い牧師が過酷な旅に正気を失う話、と聞いていたのでてっきり「ライトハウス」みたいなやつかなーと思ってたらわりと明るい感じだったのでなーんだと思っ…
>>続きを読むいや、もう。牧師ルーカスがクソ過ぎて(笑)
ルーカスは上から目線で自分達の考えを押し付けようとする欧米諸国を皮肉ったキャラに見えました。
アイスランドはデンマークの植民地だったかもしれないが1000…
19世紀末、デンマークの牧師ルーカスは植民地のアイスランドに赴き、教会を建てる任務を与えられた。船で行けば到達できる任地に敢えて陸路で向かい、現地の地勢風土やアイスランドの生活様式を知ることに勤めよ…
>>続きを読むアイスランドの美しくも寒々しい風景は最近でも『ラム』があったが、こちらは横幅の短い画角の効果で、写真っぽさというか人物の目を通した風景という雰囲気が強調されている。しかし、(全く位相が異なるとは言え…
>>続きを読む牧師としての信仰心と教養、宗主国側の自尊心と上から目線、それに加えるなら写真を撮る機材とそれを扱える特権的技術、彼にあるものはまったくそれのみだった。
辺境の地での布教フロンティアとして必要とされる…
言葉も通じない異国の地そして圧倒的な大自然の中で旅する牧師ルーカスとその一行。
なんとも言えない表情だったりルーカスの人間関係の未熟さからくる不穏な空気感。
そして感情移入ができないが故に目が離…
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