上白石萌音の主演映画を見たのは、これが初めての気がする。
PMSの女性と、パニック障害の男性が出会う映画。
そこまではいい。アイデアはいい。
しかし、そこから恋愛に発展する訳でもなく、平坦な物…
素晴らしかった。
それぞれの人間が確かにつながっていくことを、この映画は丁寧に描いていてすごく感動した。
何気なく言ったことがその人にとっては大きなことであったりするし、その人が抱えているものについ…
パニック障害については、随分前に観た映画「アナライズ・ミー」で知っていましたが、PMSという病気については、恥ずかしながらよく理解していませんでした。この作品を通して、これらの病気の一番の敵は、周…
>>続きを読む世の中には様々な障害や病気で苦しんでる人がいる。誰にも言えず一人悩んでいる人も沢山いる。自分の回りにも気が付かないだけでそんな人がいるかもしれない。そんな時どうすればいいのか考えさせられる映画だった…
>>続きを読む「自分のことはどうにもできないかもしれないけど、他人のことは助けられるかもしれない」
山添の言葉から感じたメッセージは、深く私の心に届きました。
山添と藤沢はそれぞれパニック障害とPMSを抱えて…
山添くんと藤沢さん2人の空気感、栗田化学の優しさが溢れるこの映画の流れる時間が好きです。映画のフィルター、音楽、ロケーション、エンドロール、主演2人の繊細な演技、すべてが大好きですべてが暖かく肌で感…
>>続きを読む*相当程度のネタバレを含みます。ご注意下さい。
私個人の偏見だということを承知で記せば、PMSやパニック障害といった心身の困難について明確な原因を設定し、そ…
原作未履修。友情や恋愛としてではない男女の関係性が見れて良かった。藤沢さんと山添さんがお互い病気を持ちつつ理解し合いながら乗り越えていくところが素敵だった。私の場合、別の映画のレビューで書いた通り発…
>>続きを読むゆるやかな絆のお話。
恥ずかしながらこの映画を観るまでPMSを知らなくて。
若い男女が主役とはいえ、惚れた腫れたになる訳じゃなく、淡々と同じ方向を向き寄り添いあう、しずかなそしてあたたかな関係。
人…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会