日常を忘れるようなエンターテイメント映画とは真反対の、私たちの隣で生きている人たちを直向きに写した映画だった。
目には見えない悲しみや怒り、人それぞれに抱えた事情があって、それでも共生して同じ社会…
日常が素晴らしい系
淡々と進む。
生きづらさを感じるとか、それを繊細に描き出すとかそういう部分が賞を取る所以なのだろうなと良くも悪くも思った。起承転結は平坦な感じ。
初めてこういう映画を見たから…
世の中には優しい人ばっかりです。
映画やドラマにするとキャラクターにストーリー性を持たせるためにあえて意地悪な人を周りに置くことが多いです。
しかしこの物語は私たちの日常のような普通の人達が優しさを…
やさしい映画。
人が癒され再生していく可能性を、また別の人との交流に見出す。
やさしくて小さな希望の映画。
友達、恋愛、家族、でもない。何にもカテゴライズされない関係性に救われることがあるし、一瞬の…
とにかく心地のいい映画。
上白石萌音さんの声も相まってプラネタリウムショーでのセリフがほんとに素晴らしかった。言葉選びが優しくて優しくて涙が出そうでした。
劇中に出てくる「自転車」の意味も色々考えて…
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会