上飯田の話に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『上飯田の話』に投稿された感想・評価

餡蜜

餡蜜の感想・評価

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どこか懐かしい。
行ったことないのに行ったことあるように思える場所、それが上飯田であるようにも思える。
「上飯田の人」は誰の中にもある。それは、たかはし監督が上飯田をドキュメンタリーではなく、映画と…

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補聴器屋さんの前で立ち話するお婆さん、ベランダで洗濯物を干すおばさん、公園でキャッチボールをするおじいさんたち、鳥、横切る車、閉じられたシャッター。そういう偶然映り込むものたちの必然性によって作られ…

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生命保険の話。今はなかなか死ねない時代だと言う。保険に入ればいつ死んでもいい。気軽に死ねないことの不幸。
日常性からいかに逸脱するか。各話の終わらせ方に、いずれも観客を宙づりにするような不安定さがあ…

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上飯田にやってくる部外者
1話目:馴染めない(表情終わり)
2話目:溶け込む(どこ見てるか分からん視線→会話する)
3話目:最後まで距離感の変化がない(町の人なりきってる)
理由付けしたけど、全員キ…

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郊外にありながらも都会の雰囲気も残しつつ、出てくる人たちは皆んなちょっとした癖のある人たちみたいな、あまりに分かりやすい図式が出来上がっている。ここ5年くらいで都市や郊外の街並みを題材とした作品は相…

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CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.5

【親密になる場所は家の中だけではない】
ポレポレ東中野で上映されている『上飯田の話』が面白いと聞きつけ、行ってきた。ここ最近の日本映画界は中編映画が熱い。昨年だと『ナナメのろうか』がユニークな空間の…

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上映後のトークイベントで出演者の方が言っていたこの作品の「怖さ」を、物語の対象を不在とする3つのショット(povのショットとカメラが360°自転するショット)に感じた。フレームの外の存在に意識を向け…

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ここに住んでいたらどうなるだろう?
3話目に出てきた話は自分自身が旅行や住宅街をふらっと歩いているとき等に考えたことのある感覚…。
居酒屋での会話は加わりたくなった。

団地や地元に帰ったときに感じ…

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偶然を意識的に取り込むことでうまれるリアリティ 
唯一無二 

エンドロールのレイヤーの重なりにも驚いた

このレビューはネタバレを含みます

●同じ逍遥映画にみえながら、パタパタと地図を広げていく『にわのすなば』と、下飯田ショッピングセンターという島に潮の流れが人を引き戻す『上飯田の話』では、空間のイメージが面か点かというところで明確に異…

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