破壊の自然史のネタバレレビュー・内容・結末

『破壊の自然史』に投稿されたネタバレ・内容・結末

敵国であるならば人を殺すことが善となる時代に生まれたとして、それを疑うことができるのか。折れ曲がった人間、眠るように亡くなっている赤子。爆弾を投下する側と受ける側にある圧倒的な距離は物理的なものだけ…

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連合国のスピーチの内容が
"戦争下にいる人の精神"を強く感じる。


連合軍側の高揚を感じる表情、見る影もないほど壊れた街と死体の陳列は狂気そのもの。
死に至らしめられた人々の芸術が、加害者の名前のもとで飾られているという矛盾。この矛盾はアートと搾取の共犯関係を的確…

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この映画用に撮ったのか、と思うほどのフッテージを組み合わせたモンタージュ。

「兵器の製造」を映し出していく過程は工学畑出身者らしい視点も感じた。

子供たちが作る飛行機の模型(?)から、推進器を持…

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何と言っても序盤が圧巻。小さな町の牧歌的な生活風景が続き、何かの見世物に興じている人々が写ると不穏に航空機のエンジン音が鳴り響く。飛行船と、そこから見下ろしたであろう町や川が写し出される。その画面に…

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