このレビューはネタバレを含みます
湾岸戦争の前と最中と後のドキュメンタリー。
やっとヘルツォーク作品で完走できた!
戦争中の映像は短く、
緑と黒の夜景に花火のような爆発が続く。
不謹慎かもだけど正直綺麗。
戦後、話せなくなった中…
湾岸戦争で発生した油井火災についてのビジュアルドキュメンタリー。
黒い海から黒煙が立ち上るという地獄のような、同時に、この上なく美しいスペクタクルを空撮メインで収めている。逆新海誠。
何人かのインタ…
湾岸戦争によって発生したクウェートの大規模油田火災の消火活動を中心に捉えたドキュメンタリー。
燃え盛る炎に立ち向かう作業員たちや、言葉を失う人々、破壊された国土など、戦争が残した悲惨な傷跡をヘル…
「問いかける焦土 」
〜最初に一言、傑作。ヘルツォーク的SF式ドキュメンタリーの完成。これ程に俺的な作風も中々無い。これは邪道の真実を邪道に捉えた監督の記憶と叫びである。ヘルツォークのヨハネの黙示…
このレビューはネタバレを含みます
湾岸戦争後のクウェートの油田火災消火活動を主に映したドキュメンタリー。しかし劇中に場所の説明はなし。
火災の迫力と美しさに当てられて作ったようす。序盤の戦争の被害を訴えるような章が取ってつけたよう…
ヘルツォークは何を撮りたかったんだろう。湾岸戦争で爆撃された油田に荘厳な音楽が奏でられ、神の目で地上に舞い、地獄の釜の開いた口から立ち上る黒煙と燃え盛る赤い炎。戦いの後始末がビジネスになるから人間同…
>>続きを読む出来れば、問ひに応へたかつたおはなし。
場所の移動を時間の移動に変へてしまふ荒技に惚れてしまふ。煙りの壮大な図も圧巻で、迚も見応へが有る。
たゞ、寝不足であつた為めか、途中からスヤスヤ睡つてし…
『戦争』というものの普遍性が虚実を織り交ぜて炙り出されている映像作品。現実と創作が入り混じった独特な形容で『闘争本能』という人間とは切っても切り離せない性が見事に写実されていると感じた。そしてその本…
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