ホロコースト作品なのに残酷なシーンは一切出てきません。
アウシュビッツ収容所の隣に建てられた邸宅で幸せな生活を送るナチス高官の家族たちの何気ない日常を描いてます。
煙突から立ち上る煙、呻き声、有…
友人と鑑賞。友人は1度視聴済み。
終始気味が悪い映画。日常生活に自然と含まれ、徐々に【生活領域】に現れる【無意識の領域】の様子が恐ろしく、その上このような事が現実にあったということに【オッペンハイマ…
「関心」でしか、自分の世界は認知できない、という事を、あえて「無関心」に描くことで炙り出した怪作。
この家族以外は気づいている。
遊びに来た母親も、生まれたての赤子も、奴隷扱いされるユダヤ人少女も…
なんてことのない一家族の日常を流した映画。
ただそのすぐ側で聞こえてくる収容所の音のみで、ここまで気持ちの悪い印象に変えられるのは不思議な感覚だった。
音の伝え方、画角、視線など非常に緻密に繊細にこ…
2024年の娯楽トレンドは、白人による白人のための懺悔ショー、と安堂ホセが『デートピア』で書いていたな。
春のアカデミー賞で候補になった『バービー』『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』『アメリカ…
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