関心領域のネタバレレビュー・内容・結末

『関心領域』に投稿されたネタバレ・内容・結末

冒頭にあった、塀を隔てて収容所が見える手押し車のカットから衝撃的だった。一枚の塀を隔てれば、手押し車で運ばれる物が園芸用品から死体に変わるのだ。その後も塀の向こう側で行われる残酷を示唆する描写が挟ま…

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立ち上る煙。怒号、悲鳴、銃声。非日常の異物を背景に追いやり、自分たちの「楽園」を謳歌することだけに関心を向ける。

それでも黒い現実が家族の「関心領域」を踏み越えて迫ってくる川遊びのシーンが強烈でし…

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最後目が合って怖い

ずっと遠くにガコンガコンとか重いズーンという音が絶え間なく聞こえる。
気にしなければ気にならないとかそんなレベル。
そこがキモなんだろうな。
白い雲の中に黒煙が混じる。
時々映る有刺鉄線。
川に混じ…

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映画評:『関心領域』 — 「壁」の向こうから聞こえる、人間性の崩壊の音
『関心領域』は、アウシュヴィッツをテーマにした数多くの傑作群の中でも、そのアプローチにおいて異彩を放つ作品である。これまでのホ…

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映画・関心領域を見た。誤解を恐れずにいうと、恐ろしくつまらない映画だった。平凡な家庭人のルドルフ・ヘスとその家族が、自然豊かな郊外の広い家で、川遊びをしたり、乗馬をしたり、パーティを開いたりするだけ…

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ヘス夫人とその母の分岐はどこだったのだろう。我々と彼らとの分岐はどこだろう。
時代、立場、力関係、そういった外的要因による違いのみというのであれば、自分が、人間が恐ろしい。
自分も当時の彼らの立場で…

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当時の事実を知っていても観てる自分も淡々と観てしまった
家族はずいぶんと異常
最後の映像の見せ方はおぉこう来るのかといった感じ?
エンドロールの悲鳴みたいなBGMが1番怖かった

幸福に満ちた裕福なドイツ人家庭。
壁の隣はアウシュビッツ強制収容所。
幸せな家庭の壁一枚隔てた場所で行われている卑劣な残虐行為。
ただアウシュビッツは映さない。
ドイツ人家庭の生活にスポットを当てて…

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