このレビューはネタバレを含みます
朝鮮総連幹部の娘である監督が両親との会話や日常を撮影しながら、父親にとっての“北朝鮮”と共に監督が感じる違和感を映し出していくドキュメンタリー。
被写体が父親というのは強い。
監督自身の思想と父親…
国と世代、二つの軸が交差する素晴らしいドキュメンタリーでした。監督自身の思いが真っ直ぐに、真摯に伝わりました。国の中の家族。家族の中の国。多くの日本人が無自覚なこの感覚を在日の人は物心着いた時から考…
>>続きを読む2012年のキネマ旬報ベスト10の邦画部門第一位作品である「かぞくの国」のヤン・ヨンヒ監督のドキュメンタリーフィルム。この映画を観てから「かぞくの国」を観ると、より作品の理解が深まる。帰国事業で北朝…
>>続きを読む講義の中で鑑賞。画面に映る関西弁と朝鮮語を交えて話す男性は、どこにでもいそうな娘思いの良いお父ちゃんでした!普通のお父ちゃんと違う所は、彼が総連幹部の熱心な活動家であるということ。語彙貧の私には上手…
>>続きを読む金日成崇拝の在日・北朝鮮国籍父と母、そして未来を信じ若くして北朝鮮へ渡った兄達。しかし監督のヨンヒは家族との思想の違いを感じている。
彼らが魂を捧げる祖国とは何なのか。朝鮮語混じりの関西弁で綴られる…