かつて朝鮮総連幹部として日本で活動家として生きることを選んだヤン・ヨンヒの父親。そんな父親を撮影して映し出される好々爺とした姿からは想像出来ないほどの日本での差別をたくさん受けたのだろう。娘の結婚す…
>>続きを読む「民族の大移動」「地上の楽園」
テロップ説明から始まる本作品であるが、
この手の作品はファーストシーンから、
いかに「南」「北」の比較化を観客に伝えるかどうかが重要である。
非常にオーソドックスな始…
お父さんに、「お兄ちゃんたちのことどう思ってるん」と聞く、切実で痛くて、身内にしかできないことだと思う。
またお父さんが素晴らしい人で、その矛盾、人生の矛盾がリアルだ。結婚相手に「チョッパリはあかん…
ヤンヨンヒさんにしかできないナレーション。かぞくのくにも良かったけど、こっちの方が断然リアル。
兄たちを北に送り、最後まで北への忠誠を誓う父親、それに反抗するように韓国籍を取ったヨンヒさん、誰一人…
2006年 日本
監督 梁英姫(ヤン・ヨンヒ)
在日2世のヤンヨンヒさん。
両親は南出身だけど、北を選び朝鮮総連の幹部として魔の「帰国事業」を推進していた。お兄さん3人もその一環で北に帰り、ヨンヒ…
「かぞくのくに」を見た後、ヤンヨンヒさんの著作や対談本を読んでからこの映画を見たので、この映画を観るに当たっては、本に書かれていることの確認と、本に出てくる人たちの実物の映像を見る、という興味があっ…
>>続きを読むわかってほしいと思う、わたしたちの「わかってほしいと思う」のはどこから来る?
元気でいてください、また来ますから、体に気をつけて。と手を振る姿は、相手を祈る姿は特別じゃない、わたしたちと比べても全然…