1回目2012年11月
「はままつ映画祭2012」にて。
2回目
デジタルリマスター版
ヤン ヨンヒ監督
アライカオルプロデューサーの舞台挨拶付き
監督の著書「カメラを止めて書きます」を読むと感慨…
南側の出身だからって韓国に帰属するとは限らない。そういう可能性についてあまり考えたことがなかったけど、元々は同じ国なのだから、そりゃそうだよねと思った。どちらがより自分の理想に近かったかという話だ。…
>>続きを読む北朝鮮では100人近い人に70歳の誕生日を祝われつつ、大阪では他の人のマンションの植込みのところが特等席だなんて言いながら座っているその違い…。
簡単には行き来できない、二つの世界にまたがって生きる…
これで監督は北朝鮮出禁になったらしい。親と思想が食い違うって、相当悲しい。なのに真正面から向き合ってて尊敬する。
北朝鮮をやんわり否定しつつも親への気遣いと感謝が感じられる、家族のドキュメンタリー。…
在日朝鮮人のヤン・ヨンヒ監督によるドキュメンタリー映画。"帰国者"として北朝鮮に渡った兄と、朝鮮総連の活動家として在日の権利獲得にまい進した父の話を中心に、当事者であるヤン家族が主体となり、在日の生…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
<北朝鮮を巡るシナリオ無き父娘のドラマ>
人生のすべてを祖国・北朝鮮に捧げてきた両親と、日本で生まれ育った在日3世の娘。
カメラの後ろにいる娘(監督)が語りかけ、主人公である父親が普段の姿で答える…
かつて朝鮮総連幹部として日本で活動家として生きることを選んだヤン・ヨンヒの父親。そんな父親を撮影して映し出される好々爺とした姿からは想像出来ないほどの日本での差別をたくさん受けたのだろう。娘の結婚す…
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