このレビューはネタバレを含みます
待ってて良かったエリセの長編新作。あまりの年月にエリセの映画で携帯電話や髪を赤く染めた人物が出てくるなんて思いもよらなかった
ラスト、めぐりめぐって映画の力を信じてみるところは本当に安堵した。あと、…
このレビューはネタバレを含みます
数年前にマルメロ、去年にミツバチ、本作の鑑賞数時間前にエルスールを鑑賞。
エリセの不在を感じるいとまは無かったにも関わらず、再会の嬉しさと新鮮な展開を楽しむ終始幸福な時間だった。
カウリスマキもだけ…
映画内のゆるやかな時間の流れを見つめていると、次はこんな会話が、こんなショットが来るかなと想像し、その想像が時間を追い越していくような表現しがたい混乱が生じる。時間はいつの間にか前進し、疑念や思い込…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
記憶というのは、視覚や聴覚単独ではなくて、共感覚的に記録されるものらしい。例えば雨の日は、湿気や匂いや音に手触りなどが一緒くたに残る。
この映画で、写真では蘇らなかった記憶が映像だと揺り動かされるの…
情緒的で優しい音楽が、物静かな映像を更に魅力的に感じさせてくれる。弾き語りも忘れられない。初めてビクトル・エリセ監督の映画を観たけれど、各場面に美しさを感じられてじんわりと心に残る映画だった。長く…
>>続きを読む監督の盛大な私小説的(!?)自分語りと言えなくもない。のか。
メタが過ぎないか、映画への執着、なんなら自分の来し方行く末を映画で語りました。と受け取ってしまった。
色々重奏的に構図も物語も人物も作…
疲れていて大半寝てしまい非常に後悔…
一緒に観に行った人いわく本当に重要なシーンに限っては起きていたとのこと。リベンジしたい。
序盤の映画の内容に引き込まれる。印象的なカットが多い(寝てしまってた…
© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.