実はエリセに心から感動したことがない。それでも、今回はちょっとパワー不足を感じた。
わからないし理解できない、それでも執着してしまうものをどうやって見知った物語や想像で補って消化していくのか、それ…
ビクトル・エリセが監督したドキュメンタリー映画「マルメロの陽光」から31年、劇映画としては「エル・スール」から実に40年ぶりの作品である。その間、ビクトル・エリセが次回作として何を思い、何を考えてい…
>>続きを読むミツバチのささやきやエルスールなどで知られるビクトルエリセの30年ぶりの長編映画。20年前に失踪した親友を探す映画監督の話。
ミツバチのささやきから始まった円環が閉じるような素晴らしい作品でした。…
改めて人生の無常さを感じ入った作品だった。フリオは既に別の新しい人生を生きていて、それは決して不幸では無く、逆に過去に囚われていない潔さすら感じられて何とも複雑な感情が湧き起こった。ミゲルも想いの区…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
人生で何を経験して、どのように変化し、何を残せたか、果てしない回顧について表そうとして溢れているような印象があった
そうであるなら長時間の作品にならざるを得ないのだろう
切ないこととしては、好きでや…
いろんなまなざし
長丁場に尻込みしてたけど、やっぱり観て良かった
映像の美しさと少しずつ核心に近づいていくストーリー、セリフのひとつひとつも素敵だし、ラストの締まり方も気持ちエエ
海に出るシーンのイ…
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