ジェームス・イハとかエリセは10年20年スパンでこういうことする。
バザンが「映画とは何か」の書き出しで、遺体をそのまま保とうと施す防腐処理に造形芸術の始まりを見てたのはこういうことなんだよねって…
素晴らしいの一言
心にジーンとくる作品だった
長かったという意見が多いようだが、自分はこの映画が心地よく感じられて、3時間が全く苦にならなかった
会話シーンが多く、衝撃的な展開は起こらないがビクトル…
なんて贅沢な映画だろう。
時間の使い方、登場人物の人生の描き方、「映画」というものに対する想い。うっとりしてしまうほどの、至福の映画体験だった。
3時間という長尺の中で、物語はゆったりとした…
【鑑賞メモ】
明け方の海。
暖炉の火にちらつく横顔。
窓からの光。
映写機。
光が美しい。
肌ざわりが少し冷たくて、透き通るような光。例えるなら、まだ薄暗い早朝に透明なグラスに注がれた水みたいな、…
静かに、そして確かに心を揺さぶられる作品
彼らを見て、彼らに見られて何を感じるか
静かで退屈なんだけど、それでいい。というかそれがいい。
こういう映画の深み?凄み?厚み?的なやつを伝えられるよ…
カリ可愛すぎ
重ねてきた生活を随所で感じられて、眺めているだけで気持ちよかった。
作中で描かれる文化や価値観は、自分には早かったみたいだ。まだ名前のもたらす力を信じてみたいし、映画は所詮映画だろって…
このレビューはネタバレを含みます
素人でもわかる。映像に対する光の取り込み方、影の付け方が本当に上手い。『ミツバチのささやき』を連想させる、さすがヴィクトル・エリセという感じ。巧みに取り入れられた光と影が、計算された幾何学的な、絵画…
>>続きを読む最後はそう終わる気がした。
月日や映画がテーマの映画だと思いました。
すべてのシーンが美しく、まさしく”良い映画”です。
恐らく歳を取ればとるほどこの映画の深みが増して登場人物の心情と自分の心情がピ…
© 2023 La Mirada del Adiós A.I.E, Tandem Films S.L., Nautilus Films S.L., Pecado Films S.L., Pampa Films S.A.