冒頭からラストまで圧巻の84分。
この映画は、訳あって冷め切った夫婦がこれから関係を良くしていこうと試みるが、彼女の不倫関係にあった相手が事故に合い帰らぬ人となってしまう。真実から目を背け、変わらぬ…
沈黙がこんなにも贅沢に思えるものか。
精巧に練られた言葉と空白。画面に散りばめられた要素から膨らむ想像。
加藤拓也という人が創る世界観に魅せられ続けて早6年。今回の映像作品もしっかり食らった。
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門脇麦が好きなので朝イチで観に行きました。
「わたし達はおとな」の監督さんの長編2作品目ということに観たあとで気づいて、意識せずに加藤拓也監督の作品を追いかけられていることにちょっと嬉しくなりました…
2023ロードショー69本目
第67回岸田國士戯曲賞を受賞するなど演劇界で注目を浴び、テレビドラマの脚本も手掛ける演出家・加藤拓也監督のオリジナル脚本による長編監督作。
綿子(門脇麦)は文則(田村健…
修復できそうでできないのがほつれ。
時間が経てば経つほどどうすることもなくなるのがほつれ。
人はそのほつれを埋めるために、また新たなほつれを生んでしまう。
人間の弱さと浅はかさと情けなさが詰まりなが…
「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS