「街に行って公園の遊具を見てみたい」。子どもの口からそんな言葉が飛び出すくらい山間部には本当に何も無くて、たぶんこの子ども達は大人になると最寄りの都市であるスタヴロポリに行くんだと思う。
日本製の…
荒涼としたロケ地に対して
そこはかとなく感じる、優しさがとても良い。
ポラロイドを使ったり、フィルムや光の質が柔らかかったり、
ゆったりとしたカメラワークだったりと、
個々のカットを丁寧に撮影して
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良い。最後のシーン、かなりグッときてしまった。
わたしの父もあまり気持ちを口に出さない人なので、二人で旅をしたらこんな感じだろうなと思った。母が欠けると一気に寡黙な家庭になる。あんなでもしっかり愛…
セリフの少なさとか、間の取り方とか、固定カメラのロングショットとか、如何にもって感じの映画だった。説明が省かれてるのか自分が見落としてるのか分からないけど、理解できないシーンもあって難しかった。
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<辺境の地の鬱屈した生と性>
ロシア南西部の荒涼とした原野を古いキャンピングカーで旅する父娘。二人は移動映画館を営み海賊版のポルノDVDの販売で日銭を稼ぎながら、北に向かって旅をしている。娘は海に…
ロシアの荒涼とした風景の中を父と娘がボロボロのワゴン車で移動するロードムービー。
ロシアの風景もこの父と娘も陰鬱で、決して笑顔を見せることはなく、広大なロシアの地と相反して閉塞感がある。
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