三日間の作品情報・感想・評価

『三日間』に投稿された感想・評価

ゴルベワの引力とメランコリー
タルコフスキーなショットがちらほら
鑑賞記録。

冬の晴れ間、青色の浅い空。
枯れ草と列車。
今は亡きカテリーナ・ゴルベワと、『ノスタルジア』。
BON

BONの感想・評価

4.9

晩秋。ロシアの飛地領カリーニングラードで、リトアニア人の青年2人がロシア人の少女と出会う。

泥色茶色灰色に塗りたくられたフレーム。酔っ払い、娼婦、煙草を吸う子ども。青春の甘い響きなど一切ない寂寥感…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
現実世界なのか、異界なのか、分からなくなる。
三日間というタイトルだけど永遠に感じるような時間。もがき苦しむようなカテリーナ・ゴルベワのクローズアップ。
堊

堊の感想・評価

3.0
自然現象な感じがシネフィル向けだ!って思ったけど、男2女1ロードムービーだし、もっと写真集寄り。ジャケにもなってる斜めからのショットはマジでいい。全然タルコフスキーよりもポップで好きだ。
なすび

なすびの感想・評価

4.0

初シャルナス・バルタス!ずっと見たかってeastern european moviesに追加されてたから喜び勇んで見たけどじつはYouTubeにあるみたい…それが知れただけでもいい機会だった👍

最…

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[無気力で無軌道な三日間] 90点

カテリーナ・ゴルベワ可愛い以外の感情を完全に死滅させるシャルナス・バルタスの長編デビュー作。最初の短編『Tofalaria』によって全ロシア映画大学へ入学し、そ…

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sonozy

sonozyの感想・評価

3.9

1991年 リトアニアのシャルナス・バルタス(Šarūnas Bartas)監督作。
こちらのシネフィルの方々の情報で知り、某Tubeにあったのを見てみました。
『パリ、18区、夜(クレール・ドニ…

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エカテリーナ・ゴルベワは僕が見てきた映画史上最高のミューズかもしれない。凛々しい目つきと今にも死にそうな無常感。
火や煙の揺れは周りを変化させながら消えてゆく。

現時点における最新作のfrostがあまりにらしくない作品で落胆してしまったので、口直しの意味も込めこのシャルナス・バルタスの初期長編作品(というか初の長編?)を見てみたら、やはり自分のド好みの作品と…

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