【現代の“Stand by Me”が見たかった】
アマプラ見放題にて。監督の前作はまるで記憶にない。今見直せばまた違うだろうが、当時は途中でうんざりしてしまった記憶がある。
本作、美術は素晴らし…
2013年の監督作『父を探して』が第88回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされたブラジル出身の気鋭監督アレ・アブレウが、巨人による破壊から魔法の森を救う謎の存在「ペルリンプス」を探す2人…
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色の彩度と明度を操り、
グラデーションが美しい画。
序盤20分くらいから、
巨人は人間か…と気づかされた。
では、クラエとブルーオは…?
「自分が何者かを忘れてしまう」
何者?とは
「ひどいこ…
巨人が人類、太陽の王国の子クラエと月の王国の子ブルーオが森の中の生物、と思わせての大どんでん返し。
結局、ペルリンプスとは何者だったのかは明かされてないまま。
けれども、クラエにもブルーオにも存在す…
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評価の高い『父を探して』は末視聴なのですが、おなじ監督の最新作ということで劇場まで。
最初に警告が出るほどの非常に鮮やかなフラッシュと共に色鮮やかな世界にいきなり飛び込ませ、なにか巨人たちが起こす洪…
「きっと生活が豊かになりますように、そして自分の子供が何不自由なく成長をしてくれますように、と願ったことがいつの間にかに忘れてしまって誰かと争わなければならないことになってしまった。なぜこうなったの…
>>続きを読む(c) Buriti Filmes, 2022