匿名性がある人が銃を持ってフラフラ、フィルターの色で受ける印象が違う。最初の部屋はお酒?かなんかの瓶が机に。自暴自棄?公衆電話は何か知らせを聞いた?最後は車の中。人が映る。車の中で夢でも見ていたのか…
>>続きを読むW.ヴェンダース映画学校時代2本目の短編映像2Kデジタル修復版。
1本目のフィルムは紛失したもののそこで使わず残っていた2つのショットを今作の冒頭に使用したそうだ。
銃を持つ男がただ走るだけの映像…
男の不安定な足取り、銃の持つ緊張感、顔を映さないことにより生じる不安、それらが上手く作用してただ右から左へと移動し続けるだけの映像を見させるものにしてる。繰り返しの映像なんだが、色彩が変化することで…
>>続きを読む本作は1967年にミュンヘンテレビ・映画大学で制作されたヴィム・ヴェンダースの2作目の短編で、1作目「SCHAUPLATZE」は所在不明
1作目では未使用の2つのショットから始まり、その後は異なる色…
色彩の違いによって人の感じ方が変わるちょっと面白い記録というか作品だった。
色彩以外にも、胸より下のみが映されているだけだが、走っている時のシチュエーションや演者がどういう状況下なのか、またどんな表…
色が変わることへ注目しがちだけど
道広いなぁ何もないなぁとか
歩きすぎて銃口下がってるなぁとか
これワンテイクで撮り直しとか
あるのかなとか
やっぱフィルムの質感良いよなぁとか
逆に色に目がいか…
実験映像という感じ。
色によって印象が変わる。パッと見で感じたのは以下。緑やオレンジのときは、まあ言われてみれば変わるかなってくらいの印象だったけど、赤や青は強烈に印象が変わった。
無色 古そう…
体のどこかを負傷しているのだろうか、それともただ単に疲れ果てているだけだろうか、ライフルを手にした男の覚束ない足取りをカメラは横移動しながら捉える。男にはどこかに辿り着かなければという目的があるのか…
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