インドの女性監督パヤル・カパーリヤーの詩的なドキュメンタリー作品。
物語は、監督が卒業した、映像芸術分野の人材育成を担う「インド映画テレビ研究所(FTII)」の学生寮で発見された「L」と呼ばれる女子…
インドは勝手にまともに民主主義的な国だと思っていたけど、そうでもないらしい
詩的な話運びと、映像的美しさから、スローガンの発信源がより深い場所にあるように感じた。映画は現実を無限に引き延ばしたり切っ…
【詳述は、『孤独の午後』2024-11-04 欄に】この作家は、興業や発信の力を除いて、作家の純度・才能だけを見るなら、米というより世界のイコン的、イーストウッドやスピルバーグより上の存在である…
>>続きを読むカースト制度が壁となり会う事も叶わなくなった恋人に宛てた手紙(架空)の朗読とただそれだけであればエモで消費されてしまいそうであるがそこに現実世界の運動とそれに対する弾圧とが乗ってくる為に一気に切実さ…
>>続きを読む語りと映像は必ずしも一致しない。見た夢の話をしているところで映ってるのは監視カメラの映像。監視カメラという、後に発見される時間、現在からの「遠さ」と、描かれない夢との関係が興味深い。どちらも抗議活動…
>>続きを読むフリードキン!プドフキン!などと叫びながら行進する映画学校の学生たちの姿や、John(どのJohn?),Ghatakなどの名前が並んだアジ看板が映る数分間が最も面白かったと正直に言うと、心ある観客に…
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