ブレッソンに影響を受けた抑制された演技。パリの街と美しく青臭い新緑が目に入る。その中で大人に憧れながらも思い通りには行かない少年のもどかしさ。
女を見る男の視線がかなり強調されている。性への微かな目…
42歳で早世したジャン・ユスターシュ監督の2本目にして最後の長編作。
自らの少年時代を映像に昇華させ、大人の都合で生活環境の変化を強いられた少年の成長と性の目覚めを、カラー映像で瑞々しく綴る。題名…
なんか癖がある主人公が、サーカスの身体性と虚構性を図らずも暴いているような、序盤のシークエンスに胸を掴まれる
街も美しく撮れている、緑も心地よい
ただ、引越しをしてからの彼が一般的な思春期男性が抱く…
監督の自伝的映画だろうよ!と観た瞬間に感じる思春期描写。ダニエルを通して監督自身、そして同時に、当時の記憶を沸々と思い出しながら誰もが観ることになる、あの爽快感と不快感。クスッと笑いたくなるダニエル…
>>続きを読む© Les Films du Losange