ヒトのおもちゃにされる我が身の軽さを嗤うような、ならば自分から「おもちゃ」と名乗って開き直るのはどうだい?
この「おもちゃ」を幾らで贖うか競ってごらんと張ってみせるのが素の娼妓と違う芸妓の世界だ…
1998年公開で深作欣二の文芸路線の最終章だ。公開当時も今時?これやる?と思いました。昭和33年の話なのに、なぜかJRが思いっきり映る。これは、現代にタイムスリップモノなのか?水揚げがフィナーレで「…
>>続きを読む舞妓を目指す少女を中心とした舞妓さん物語。
藤純子さん出てるっていうだけでテンション上がったし、やっぱり貫禄あって安定感ある。
人のために身体張るってすごいなあ。
「祇園の姉妹」のオマージュらしいか…
さしもの深作といえど、ストレートな溝口オマージュには抵抗あったのかもしれない。
宮本真希は『祇園の姉妹』の”おもちゃ(山田五十鈴)”を襲名しながらも、むしろ周囲の芸姑たちにその攻撃性を明け渡してしま…