武骨な男の、そのあまりの武骨っぷりに振り回される女。彼女の過去の苦悩はあまり詳しく語られないまま、海へ身を投げたところを、たまたま下船した男に救われ「スキカモ…」酔っ払った勢いで「おい!お前は俺の女…
>>続きを読む☆一昨日は、横浜で神戸を舞台とする「港に灯がともる」を鑑賞。本日は、また港繋がりで、当作を鑑賞。inシネマヴェーラ。
☆前半、意識飛ばしてしまいましたが、酒場での即席結婚式(あの素晴らしい牧師はどこ…
主演のベティさんの身体にみなぎるエネルギーがすごくて、彼女が目を潤ませるだけで、物語の中ではあまり語られていない彼女の「これまで」に触れてしまったような心の揺らぎが起こる。
たしか彼女がポケットを…
断絶と接続を繰り返す視線の映画。
メイの視線は常に不安定で、その身体的な浮遊性を象徴する。
対してビルのメイに投げかけられる視線は痛々しいほどに不可逆的で直線的。
と思いきや、鏡に写る分裂したビル…
序盤。一面の夜霧の中、女性の姿が夜の海面に映り,そこから水の揺らぎで彼女が飛び込んだことがわかり、たまたま通りかかった火夫の荒くれ男が彼女を救い酒場の2階に連れて行く。この辺りの一連のショット、光と…
>>続きを読むニューヨークに一夜停泊した貨物船で火夫を務める腕っぷしの強いビルが、世をはかなんで入水したメイを救い出し、古着屋から衣服を盗んで着せてやり、酒の勢いそのまま結婚。翌日、船に一度は戻ったビルだったが、…
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