恋恋風塵(れんれんふうじん)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『恋恋風塵(れんれんふうじん)』に投稿された感想・評価

Rio
4.2

 「青春の男児は己を知らず
      どこへ行きつくのか」

ホウ・シャオシェン監督の自伝的作品
幼馴染との淡い恋を中心に描いた若者の成長と喪失の物語

『ペパーミント・キャンディー』のような映像…

>>続きを読む

ホウ・シャオシェン監督の自伝的四部作(『風櫃(フンクイ)の少年』『冬冬(トントン)の夏休み』『童年往事 時の流れ』)の最終作となる青春映画で、1960年代に台湾の山村で育ち、共に中卒で大都会・台北に…

>>続きを読む
kurita
3.0
昔観た記録
観たことをすっかり忘れていた…なぜ忘れていられたのか
杏
3.8

炭鉱の村、仇份出身の幼馴染との苦いラブストーリー。働くために台北都市へ出た二人は生活に翻弄されるも、逞しく生きていく。家族とも恋人も言えない親密な距離感の二人は、お互いの関係を決めず徒に時間を過ごし…

>>続きを読む
Sohey
3.9
まだ発展途上である台北の雑多な感じと、時間がゆっくり流れている田舎の暮らしの対比が丁寧に紡がれていた。

なんでだよぉホン…。

1960年代の台北、九分が舞台と言うだけでたまらん。制作されたのは1987年らしいから当時の古い建物とか残ってる所でロケをしたのかしら。

内容としては切なかったですね。

男はアホやから女に待つと…

>>続きを読む
桃龍
3.0

2014年のリマスタ版のレンタルDVDにて。
十分駅や台北駅が、やけに古い。1987年の台湾って、実際こんな感じだったのかな。まだ活版印刷やってるし。
映画館の作品看板を描く部屋や、屋外に幕を張って…

>>続きを読む
yonaga
3.8

山あいの町に流れるゆったりとした時間。炭鉱の響きや列車の通過が生活の背景となり、日常の一部として息づいている。
その中で描かれる若者たちの小さな選択や揺れる心。大きな事件ではなく、静かな出来事の積み…

>>続きを読む
3.8

デジタルリマスターで再鑑賞。

1960年代の台湾。
田舎の炭鉱町 十份と都会台北の対比が美しい。

高校生の少年少女の出会いと淡い恋が描かれますが、どこか寂しげ。

時代の流れと将来へつなぐ台湾に…

>>続きを読む
FeMan
3.7
台湾の九份なのかな?の街並みが美しい。古き良きみたいなよさ。

市井の人々のわしゃわしゃとした感じもホウシャオエンぽさが伝わってきた。

あなたにおすすめの記事