電車の先頭にカメラを置いたファーストショットからの始まりはワクワクした。
ワンが暮らす鉱山の村の日常の風景を素朴に切り取りながら、一方でホンと共に街に出かけ、二人の恋仲が深まっていく様子が淡々と描か…
20年以上前、近所のレンタルビデオ屋さんで借りて鑑賞。特に印象深かった『悲情城市』だけは、かすかに内容を覚えているが、ほかに2作か3作見た、ホウ・シャオシエンの作品は、タイトル以外、この作品を含めあ…
>>続きを読む貧しい炭鉱の村で育った少年と少女が、台北に出てから淡い恋へと発展する
慎ましやかな男女の仲が初々しい
しかし兵役によって離れ離れになるものの、手紙の交換だけはマメにしていた。しかし現実は厳しかった…
「青春の男児は己を知らず
どこへ行きつくのか」
ホウ・シャオシェン監督の自伝的作品
幼馴染との淡い恋を中心に描いた若者の成長と喪失の物語
『ペパーミント・キャンディー』のような映像…
ホウ・シャオシェン監督の自伝的四部作(『風櫃(フンクイ)の少年』『冬冬(トントン)の夏休み』『童年往事 時の流れ』)の最終作となる青春映画で、1960年代に台湾の山村で育ち、共に中卒で大都会・台北に…
>>続きを読む炭鉱の村、仇份出身の幼馴染との苦いラブストーリー。働くために台北都市へ出た二人は生活に翻弄されるも、逞しく生きていく。家族とも恋人も言えない親密な距離感の二人は、お互いの関係を決めず徒に時間を過ごし…
>>続きを読む©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987