お坊さまと鉄砲に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『お坊さまと鉄砲』に投稿された感想・評価

無用の長物(マクガフィン)を通じて民主主義による近代化に飲み込まれるブータンとブータンに飲み込まれる近代化を描いている。【銃】のメタファーが完全回収されるので安心できる。
ハッとするカットも多くて楽…

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Anne
4.2

ブータンの民主化を、やさしいユーモアと異文化の視点から描いた作品。穏やかな気持ちになれて良かった。

人間味あふれる人物描写がとても魅力的で、映し出される豊かな自然にも癒された。着地点がまったく読め…

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「ブータン山の教室」を鑑賞して、とても印象深かかったので、同じパオ·チョニン·ドルジ監督の作品なので、
とても楽しみにしていました。

ブータンでは、2006年に国王
が退位し、民主化への転換を
図…

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Haruki
4.5

民主主義体制に移行し初めての普通選挙を控える2006年のブータン。
ある小村で起こる騒動を描いた諷刺喜劇。

大きく体制が変わり戸惑う村人たちの姿を通して、伝統と変化の相剋、本当の幸せとは何かという…

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4.7

なんだろう、チョイチョイ可笑しい。
狙ってないところがまた可笑しくていい。
みんな素朴すぎて独特。

物語は淡々と進んでいくから途中退屈したりはしてたけど、アンティーク銃の行方がすれ違っていくあたり…

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4.5
ブータン初の選挙の練習のための模擬選挙前、なぜか銃を所望する僧侶。その理由が最後に分かるんだけど凄く爽やかな気持ちになった。是非本当の幸せのためにブータン独自の民主化を実現して欲しい。
Reina
4.3
ブータンに行った帰りに見たので、ブータン人の生活や信仰に関する描写がリアルで面白かった!
社会問題を扱いながらユーモアがあって面白い!
crmn
5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画に出会ってしまったかもしれない。
淡々と穏やかに進む物語は、ブータンの長閑な空気感に浸っているうちに、いつの間にかゆったりと幕を閉じていた。
しかしその端々に散りばめられた断片が、意味を持っ…

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たま
4.5

幸せの国ブータンに、民主主義がやってきた。

2006年国王が退位し、国民が未経験の選挙が行われるため、民主主義を浸透させるため、模擬選挙を実施することになった。

それをラジオで聞いた高僧は、満月…

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王政と民主主義、都会と田舎、お坊さまと鉄砲など鋭い対比と、ブータンの牧歌的な空気感が不思議な情緒を生み出す新感覚。3つの局面がクロスカッティングして意外と目が離せない。TVの007に釘付けになる村人…

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