ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人への作品情報・感想・評価・動画配信

「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」に投稿された感想・評価

HK

HKの感想・評価

3.5
公開時に劇場予告を見て観たいと思っていた作品です。
先日CSで放送されていたので録画して鑑賞。
2012年ブラジルのリオデジャネイロの国連会議のスピーチが話題となった元ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏の来日風景も含む興味深いドキュメンタリーです。

「我々が直面している最大の危機は環境問題ではありません」
「問題は無限の消費と発展を求める傲慢な社会モデルです」
「見直すべきは我々の生活スタイルであり、これは政治問題なのです」
「発展は幸福を阻害するものではなく、人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません」

次から次に出て来るムヒカ氏の言葉にはいちいち唸らされます。
しかしながら、本作の若手監督がいかにムヒカ氏に心酔しているかはわかりますが、その想いの伝え方やインタビューでの問いはまるで学生レベルで、とうていプロとは思えないのが残念。
正直、本作はホセ・ムヒカという人物でもっている作品です。

ついでに“世界でいちばん貧しい大統領”という決まり文句にも疑問。
イギリスのTV局が最初に使った言葉だそうですが、
「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のこと」と言うムヒカ氏は、むしろ“いちばん貧しくない大統領”と言ってもいいのでは?
ムヒカ氏の暮らしは質素ですが貧乏ではないし、人々に貧しくあれとも言っていません。
本人は貧しくないのに、周りの理解力や想像力の方がよっぽど貧しいのではと思わされます。

ドキュメンタリー作品としては、作り手の力量不足を感じる作品ですが、それでも本作に登場するホセ・ムヒカとその言葉は本物であり、それだけでも十分に観る価値はあります。
だい

だいの感想・評価

4.6
やっぱり日本人向けの作りであるからか、
「愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」よりは日本人にたぶん刺さるやつ。


なんかねぇ。
観ていて涙出そうになったわ!

日本の抱える問題を、
日本人なんかより全然わかってるんだよな。

それはさ、
ムヒカ元大統領が外国人だから客観的に見れるとかそういう単純なことじゃなくて、
たぶん価値基準が「幸福」にあるからなんだよな。

「こんな年寄りの言葉を、いちばん真剣に聞いていたのが若い人だった」
ってさ、
それ聞いて本当に泣きそう。

日本でさ、
若い人ほど自覚してるんだよな。
物質とか経済とかそういう次元じゃなくて、
自分たちが幸福と思えてない気持ち悪さ。


自分も、もっと若い時にムヒカ元大統領の言葉に出会いたかったと思うし、
ここまで思うほど考え方そのもので感銘を受けたのって、
これまでの人生でイビツァ・オシム氏だけだわ!


何があるから幸せとか、
何を持ってるから幸せとか、
そんな軸で社会が進むからこの国では若い人ほど行き詰まってる。

物質や経済で幸福を規定したら、
それが手に入った後に待ってるものは何だよ!って。


家族を大事にしなさい。
パートナーを大事にしなさい。
友人を大事にしなさい。
一人で人生を歩んではいけない。

って。
本当にこれなんだよな。

自分語りはあんまりしたくないけど、
趣味の関係で友人が数百人規模で増えてるここ数年が、いちばん幸福に感じてる。

もっと若い時にそう思えてたら、
もっと何かが違ったかもしれない。


だから、
若い人に、
できるだけ若いうちにこの映画を観てほしいと思うんだよな。

成功の基準を変えて生きてほしい。
みんなが笑顔で生きられれば、
閉塞感なんてなくなるよ。きっと。
フィルマークス上の高評価は映画や作り手に対してではなくムヒカに対してだろうな
ムヒカから出てくる言葉のほとんどが心に刺さりまくる
自分のこと、日本のこと、今のうちにもっと向き合いたいね

本当の「貧しさ」とはっていう話をしてくれてるのに「世界一貧しい大統領」はなんか腑に落ちない
ちゃむ

ちゃむの感想・評価

3.7
リアリストの自分にはどうしても綺麗事にしか思えず、、、、ここまで発展してしまった世界では理想を実現するのって難しいかな、、、と思ったり、、、、。こんな世界でも私は愛しいと思うし。結局その人の心次第なのかな。グサグサっと刺さる言葉はたくさんあった。貧しさの意味は、なるほどと思いました。
MiMPi

MiMPiの感想・評価

4.2
ムヒカさん、尊敬してます。
お顔は可愛いけどかなり鋭いよね。

日本で女性からキャーキャー言われて手を振られてるシーンはなんか微妙…
ムヒカさんは、なんて思ったんだろう。

キャラと間違えてないか?🙄
Farm2

Farm2の感想・評価

3.5
「わかってくれるかな、君のように若い人は恋するための時間が必要なんだ。子どもができたら子どもと過ごす時間、友達がいたら友達と過ごす時間が必要なんだ。

働いて、働いて、働いて、職場を往復するだけの生活を続けたら、いつの間にか歳をとっていて、人生の大半は過ぎ去り、唯一できたのは請求書の支払い。

根本的な問題は君が何かを買うとき、お金で買っているわけではないんだよ。
そのお金を得るために費やした時間で買っているんだよ。」
ゆ

ゆの感想・評価

3.3
監督のムヒカさん愛が十分伝わる作品だった

ムヒカさんは穏やかそうなおじさんという印象でしたが
やっぱり大統領までやってきた人なので芯があって強いお方でした
行動しなければなにも手に入らないしなにも変えられない
腰がかなり重い私にはかなりぐっとくる作品
Noel

Noelの感想・評価

4.0
1番印象に残った言葉
『あなたがもし何かを買う時、それは、あなたは何かをお金で買っているのではないのです。
あなたが買うということは、それはあなたの人生の一部の時間、そして、その時間をお金を稼ぐために費やさなければならなかった人生の一部の時間で払っているのです。』

理想と現実の狭間にいる
すごく考えさせられる。
20220430まず俗に言う映画ではない。ドキュメンタリー番組
それほど貧困でもなくまして南米では一番GDPの高い国で、こう言う大統領もいるのだなと感動した。そしてこの大統領の発する言葉の一言一言が重い。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
以前観たクストリッツァ作品といい、ホセ・ムヒカを扱う映画は作り手の思い入れが強すぎて食あたりを起こしそうになる... 正直、終盤のムヒカが来日してからの言動が一番の見所であり、そこまではただひたすらに感銘を受けまくったテレビマンが彼への愛をだだ洩れさせていくのみ。せっかくムヒカと一緒に過ごす貴重な時間があるのに民放スポーツ中継の終盤にある誰でも出来そうなうっすい質問しかできないし、そんな一個人の考えなどどうでもいいからその分ムヒカの言動をせめて二言三言でもたくさん入れてくれた方がずっとましだったのに、という気持ちにさせられた。
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