魚が出てきた日の作品情報・感想・評価

「魚が出てきた日」に投稿された感想・評価

riekon

riekonの感想・評価

3.0
イヤ〜怖い!怖い!嫌な終わり方だった…。
観光客の服装や水着がど派手で可愛くて特に私はサングラスが気になりました。
かけたらどんな面白い顔になるか見てみたいな(笑)
かつて、地元関西では深夜の読売テレビで「シネマ大好き」という番組が時折放映されていました。
テーマに沿った特集、カルト監督の特集など、思春期に多くの映画を刷り込まれた素晴らしいプログラムでした。
冒頭とエンドロールに使われる音楽のセンスも素晴らしく、当時の番組構成に携わった方にお礼を述べたいくらい。
この番組のフォーマットそのままを、京都のみなみ会館あたりでやっていてもおかしくない。

今作は、この番組で高校時代に見て以来の鑑賞。
所謂B級ブラックユーモア作品にとどまらない要素に溢れております。

ケとハレ、そして穢れ。
B級作であっても見せたいものが確実に描かれている。

今更あれこれ語るでなく、どんな映画だったかと卒業アルバムを捲るかのように眺めました。
Moeka

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3.8
ファッションページのようなおしゃれでサイケな衣装に身を包んだ人たちがいっぱい出てきて、へんてこなダンスを踊ったり。苦笑いしたくなるようなジョーク並べ立てたり。後半になると今までの映像物語全部が蘇ってきて鳥肌がたつ。この結末のためにこのアホっぽい映像も必要だったんだなあと。そして余計に怖くなる。狂気の針がなかなか振り切れていてブラックコメディだけどもう笑えない、、、
漆原

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3.2
ギリシャの小島にパイロットと飛行機が不時着、墜落前に落とした2個の原爆と金属製ケースを探し回るが、ケースは村人によって拾われて…。
重く深刻な内容を明るく、そしてとことん軽く仕上げたブラックコメディ。パンツ一丁の2人のパイロットによる漫才の様な掛け合い、カフェの二階が常時悲鳴の聞こえる歯医者など、ギリ笑えないギャグが散りばめられている。

そんなノリでずっと続く癖にラストは本当に笑えない。手のひら返して一気に深淵に突き落とされた気分になる。
また、タイトルの意味が分かる瞬間には寒気がする。

星降る夜に押し入れ探検隊⑦

日本人が見たら(特に70代後半の方)、
あんたら、たいがいにせいよ!
と一言言いたくなるであろうブラックコメディ。
それでも、こういった核兵器保有に対しての警鐘的作品はどんどん作って欲しい。
構成もしっかりしていて作品としては高評価できます。
テーマとは別にして、他のレビュアーさんと同じく不時着後の二人の飛行機操縦士(パンツ一丁)の言動がツボにハマってしまったと記憶しています。
YuukiImazu

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3.4
核兵器を積んだ軍用機がスペインのどこかに墜落。人々はそれを大いに笑ったそうな、という語りとカスタネット、そしてフラメンコ。アバンタイトルが強烈。

シリアスなプロットながら驚くほどコメディテイスト。それが冗長で退屈を覚えるんやけど、見えない恐怖が一気に侵食してくる、そのスピードに唖然。展開の落差がなんとも衝撃的。あと、狂ったような若者たちの踊り、アヴァンギャルドなファッションにも度肝を抜かれたよ。
yuwatanabe

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2.9
ブラックなくすくすシーン盛りだくさん。特定の誰かにでなく、各立場の人間への嫌味を感じられたのがよかった。
ダンスシーンの狂いっぷりとヘンテコなファッションが好き。タイトルも好き。
nagaoshan

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3.8
途中まで、たるいですがラストに向かって一気に進んで行くブラックコメディー!
udetamago

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4.0

このレビューはネタバレを含みます

痛烈。
核兵器の怖さは小学校教育からくどくどと教えられてきたけど、ここまで響いたものは初めてかもしらん。

踊り狂う(まさに狂気じみた)若者や、街の発展(お金)に喜ぶ老人たち。その裏に潜んでいる恐ろしい爆弾。
無知な羊飼いが必死でこじあけ、無知ゆえに絶対に捨ててはいけない所へ捨ててしまう。
貯水タンクから流れていくシーンは心底恐怖を感じた。
他にも、若者たちの色彩や変なダンス、パイロット2人のシュールなやり取りや「居心地のいいカフェ」と歯医者、などなど、印象に残るポイントがたくさん!
最後までひきこまれっぱなしでした。