魚が出てきた日の作品情報・感想・評価

「魚が出てきた日」に投稿された感想・評価

映画男

映画男の感想・評価

3.5
おもろかったなー。後半退屈やったけど。冒頭のナレーションがよかった。あそこに全て詰まってる。
Osamu

Osamuの感想・評価

4.0
おもしろい。ブラックユーモア全開。

軍用機墜落前にパラシュートで落とされた物体X。それを秘密裏に回収しようとする軍、落下点の島民、世界の人々の話。

何も知らずに踊り狂っていた方が幸せなのかもしれない。人間は馬鹿だから、知ってしまえば何をするか分からないからね。でも、知らないともっと馬鹿なことになっちゃったりして。

結局最後は笑うしかない。笑って死ぬべし。大丈夫、人間はそこまで馬鹿じゃない、はず。
オープニングで期待値があがるがしばらくは退屈が続き、後半になって一気にカラフルに物語が進んだかと思ったら唐突に終わる。ダンスは真似たい。
寿都

寿都の感想・評価

4.4
原爆に関するブラックコメディということで、【博士の異常な愛情】と類似ジャンルのストレンジでグラフィカルな映画。ゆるゆる。
博士の〜は、人類の行方に恐怖を感じる後味の悪さが一級の作品であった。魚が出てきた日(タイトルの妙。日本語にするとかわゆい)は、核物質により水や食料や大気が汚染されても、バカな人間が死ぬだけだから大したことはない。その日がくるまでお洒落をして踊ろう人生は祭りだ、という気持ちにしてくれなくもない。あの鳥ダンスはぜひ覚えたい。幼い子供が映った瞬間だけは青ざめたが、あとはどうにでもなれって感じ。
ギリシャ人の苗字ってすごく面白い!!カサヴェテスもギリシャ系苗字かー。
ぬ

ぬの感想・評価

3.6
サイケデリックでブラックな異色のSF映画だった。
すごくユニークな映画だな、これは…

暗闇の中、カスタネットの音とともにモノローグが語られるという出だしから、「うわ、なんだこれ…(喜)」と引き込まれた。 
核物質を乗せた飛行機がギリシャのとあるのどかな島に墜落して、それからどうなるって話なんだけど、基本はコメディタッチ。
『博士の異常な愛情』のような感じ。

エーゲ海に囲まれた島の牧歌的な景色と、サイケデリックでスタイリッシュすぎる鮮やかな衣装と、物語が進むに連れて滲み出てくる狂気、現実味を帯びてくる恐怖がいい。
のんきに観てると滑稽で可笑しくてかなり笑えるんだけど、途中からドキッとしてきて、シャレにならんやんコレ…と気付いたときにはもう遅い、みたいな、落差がいい。

セクシー考古学者役のキャンディス・バーゲン、健康的で可愛い。
ホテル建設地の下見を装い、核物質の行方を探りに島へやってきた当局の軍人たちが全員ナイスガイなマッチョで、なぜそこをメッシュ素材にした?みたいな奇抜なファッションが面白い。
あと狂ったようなダンスシーン(何回も流れて洗脳されかける)がツボ。
あの映像だけでもずっと観てられる。

何年も前から観たかったのですが、体調不良で休んでるついでにTSUTAYA DISCASで取り寄せてやっと観られてよかった。
サイケと最後に畳み掛ける感じのSFブラックコメディ。終わり方が良い
riekon

riekonの感想・評価

3.0
イヤ〜怖い!怖い!嫌な終わり方だった…。
観光客の服装や水着がど派手で可愛くて特に私はサングラスが気になりました。
かけたらどんな面白い顔になるか見てみたいな(笑)
かつて、地元関西では深夜の読売テレビで「シネマ大好き」という番組が時折放映されていました。
テーマに沿った特集、カルト監督の特集など、思春期に多くの映画を刷り込まれた素晴らしいプログラムでした。
冒頭とエンドロールに使われる音楽のセンスも素晴らしく、当時の番組構成に携わった方にお礼を述べたいくらい。
この番組のフォーマットそのままを、京都のみなみ会館あたりでやっていてもおかしくない。

今作は、この番組で高校時代に見て以来の鑑賞。
所謂B級ブラックユーモア作品にとどまらない要素に溢れております。

ケとハレ、そして穢れ。
B級作であっても見せたいものが確実に描かれている。

今更あれこれ語るでなく、どんな映画だったかと卒業アルバムを捲るかのように眺めました。
Moeka

Moekaの感想・評価

3.8
ファッションページのようなおしゃれでサイケな衣装に身を包んだ人たちがいっぱい出てきて、へんてこなダンスを踊ったり。苦笑いしたくなるようなジョーク並べ立てたり。後半になると今までの映像物語全部が蘇ってきて鳥肌がたつ。この結末のためにこのアホっぽい映像も必要だったんだなあと。そして余計に怖くなる。狂気の針がなかなか振り切れていてブラックコメディだけどもう笑えない、、、
漆原

漆原の感想・評価

3.2
ギリシャの小島にパイロットと飛行機が不時着、墜落前に落とした2個の原爆と金属製ケースを探し回るが、ケースは村人によって拾われて…。
重く深刻な内容を明るく、そしてとことん軽く仕上げたブラックコメディ。パンツ一丁の2人のパイロットによる漫才の様な掛け合い、カフェの二階が常時悲鳴の聞こえる歯医者など、ギリ笑えないギャグが散りばめられている。

そんなノリでずっと続く癖にラストは本当に笑えない。手のひら返して一気に深淵に突き落とされた気分になる。
また、タイトルの意味が分かる瞬間には寒気がする。
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