小早川家の秋 デジタルリマスター版の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『小早川家の秋 デジタルリマスター版』に投稿された感想・評価

4.5
小早川家のいくつかのエピソードが綴られていくが、正直原節子の関連エピソードは面白くない、ただそれを凌駕し圧倒的なのが中村鴈治郎の存在感。
もうホントに適当で飄々として、そして無常。
素晴らしい。

家族の形。小津的カメラアングルから映るバーのシーン、カウンターやグラス、働く人々がクールだ。セリフが関西弁なのが良く、家の内装もローアングルで際立ってシックだと感じた。
日本らしさが60年には残って…

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youkey
4.0
記録。

小津安二郎×東宝映画
顔ぶれが超豪華!
小津作品にしては珍しく大阪が舞台。
東宝の俳優がのびのび演じるのに対し、松竹の俳優はきっちりと仕事をこなす感じ。

併映:お早よう
AFRO
3.0
劇中で『こはやがわ』って言っていて「えっ?」って思いました。そういえば、アナウンサーかなんかで、とうかいりんの東海林さんもおった。
wkhrA
3.3
いろんな役者たちの味のあるシークエンスが幕の内弁当のような小津映画。いつかそこにあった日本。
人間
4.0

初めて観る小津のカラー作品。今まで観たことのある小津作品とは違ってみえた。というよりか違和感が顕在化しただけかもしれないが。1つ目は人物がカメラに背中を向けているのにも関わらず、エスタブリッシングシ…

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とにかく画面が完璧にコントロールされすぎててそこを見るだけで面白い

それでいて小津では珍しい関西の話

割とコメディタッチかと思いきや最後どうしたんや?っていうぐらい死の匂い満載で終わる

最後暗…

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「今年もいろいろあったなぁ」と、年末になると必ず感じてしまう齢になりました。
それでもまた年始に、小津作品を鑑賞できた現実に感謝を。

地元の名家と思わる小早川家の屋敷は、やはり立派なご様子。家の中…

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taia
3.5

午前十時の映画祭にて!
白黒だと思ってたからカラーでびっくりした😳

京都の伏見にある造り酒屋を営む一家の物語。
長男は酒屋を継がず学者になるも、妻の秋子と息子を残して亡くなっている。家族は残された…

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人生は皮肉だ。タイミングに恵まれることなんて滅多にないんだな。そんなことを考えながら見ていた。あと司葉子可愛すぎ。
咀嚼しきれてはいない。小津誕生日&命日偲んで、溜めていた下書きを投稿。

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