小津安二郎の紀子三部作の3作目。
初めて小津安二郎作品を見た。
これがうわさの「小津調」ですか。すげぇ。
家族の絆や死、人生について冷静に伝えてくる感じがいいね。
本当に下駄を履いてる時代があっ…
紀子トリロジーの最終作という視点で見ると色々と驚く。麦秋で親子兄妹だった3人(東山千栄子・笠智衆・原節子)の配役はもうマルチバース!戦死した夫・次男(省二)の名前の同一性。笠智衆(49才)の老け役も…
>>続きを読む説明されたら、当時の人に相当な衝撃を与えたのだということがなんとなくわかる気がする。大捕物があるわけでもなく、切った張ったのチャンバラがあるわけでもなく、大冒険があるわけでもなく。
当時の一般的な人…
満を持して『東京物語』を鑑賞
映画史に残る傑作ということで、大切に温めていました
恥ずかしながら(ぶっちゃけ全然恥ずかしくないが)、小津作品を観るのは2回目か3回目
…いや、怖っ!
なんか人間の動…
世界で高く評価される小津安二郎の名作。
戦後日本の家族観、世代ごとの生き様、葛藤などを描く中で、我々は何を大切に生きていかねばならないのかという根本的な課題に一定の示唆を与える構成に感銘を受ける。…
戦争の名残、平和は寂しさ。大好きな東京。この世界に寂しさをひとつ増やすこととしての忙しなさ。お香の煙がくゆる。ゆらゆらとうちわが風を生み出す。すべてがスピードだった。
すこしずつ早くなっていく世界で…
今まで見たことがなかった。
心の傷を癒すということにセリフが出てきてたのを思い出した。
実母が健在で、二人の娘は結婚して、私は娘の立場でもあり、母の立場でもある。
良い娘ではないし、良い母でもない。…
小津安二郎作品初観賞。
近頃の若者は、といつの時代もみんな言ってしまうものだが、人間は変わるものだと優しい紀子が諭してくれる。
心美しい人間になりたい、と無責任に言うことはできない。
心情や言葉に説…
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