小津安二郎の紀子三部作の3作目。
初めて小津安二郎作品を見た。
これがうわさの「小津調」ですか。すげぇ。
家族の絆や死、人生について冷静に伝えてくる感じがいいね。
本当に下駄を履いてる時代があっ…
小津安二郎作品初観賞。
近頃の若者は、といつの時代もみんな言ってしまうものだが、人間は変わるものだと優しい紀子が諭してくれる。
心美しい人間になりたい、と無責任に言うことはできない。
心情や言葉に説…
とみの葬儀後、実の子どもたちが任務を終えたかのようにそそくさと東京へ帰っていく場面。死者を悼み、親戚で集まって故人の思い出を語る場である葬儀、親の死を、一つの片付けるべき「タスク」として扱っているよ…
>>続きを読む小津安二郎の素晴らしさは、テンポで見せると言うことに徹している点だと思う。もちろん、シナリオの緻密さ、構図の素晴らしさも群を抜いている。しかし、それらがなんのためにあるのかと言われれば、小津安二郎の…
>>続きを読む濱口竜介監督による東京物語の原節子評を読んで、何度目かの再見。
ここまで台詞を意識して観たことはなかったけど、紀子が発する遠慮や謙遜の「いいえ」という言葉の反復がここまで紀子の人物像を形作っていたと…
友達を迎えに車を走らせながらワンセグ流すと突如流れる東京物語のCM 三重テレビを人生で初めて録画 粋な正月特番 調べてみると小津さん 子どもの途中から大人になるまで三重県に住んでたみたい 名前はずっ…
>>続きを読む©1953/2017松竹株式会社